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呟き尾形の色の心理学 第32回
 緑と感情について

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は緑についただね」
 軽くおさらいすると、緑は植物的、しなやか、緻密、弱々しさ、ゆっく
りとした、信仰的だったね。
『そうですね。
 植物の色というこもあって、自然の色。
 とう印象があるようで、すぐに、植物の色として連想されますし、中で
も、野山の緑が一斉に活気付く時期がありますが、そのはじめの事の木々
の芽の黄緑色のことを萌黄とも呼びます。
 ”もえぎ”というと、萌木と書きたなってしまいますが、初夏の色とり
どりの緑色は、万緑の一言につきます』
「そういえば、そうだね。
 同じ緑色だけど、いろいろな緑色があるものね」
 まさに、緑色のグラデーションというわけだね。
『このような自然の緑は、不思議と母親の愛情にも似た安堵感を感じさせ
ます』
《たしかに、森の中にいると安心するのだ〜川*´∀`) 》
『そうですね。
 そのため、緑は”安らぎ”、”穏やかさ”、”やさしい気持ち”、
”健康”といった印象を与えます』
「なんでだろう?」
 たぶん、緑が植物を連想させるからじゃないかな。
『そうですね。
 とくに1年を通して緑色である、杉や松は、生命力を感じることが
多く、しなやかな緑色の竹は、雪の重みにも負けません』
 ふ〜ん、だから松や竹は良いものとして、門松みたいな飾り付けに
なるのかなぁ。
「あ、なんか納得」
《でもでも、緑でも、黄緑みたいな色もあるのだ。
 松とか竹は黄緑じゃないのだ〜( ̄へ ̄")》
『そうですね。緑に白がはいったスペアミントグリーンは、生命力とか
力強さよりも、むしろ、新鮮さやさわやかさを感じることが多いとさ
れています』
《なんだかハーブの名前みたいな色の名前なのだ〜(☆o☆)キラキラ》
『はい。実際、ハーブの名前から色の名前を取ったといわれていますし、
ハーブのさわやかな香りが漂うなイメージと色のイメージが一致したよう
に連想させる色でもあります』
 ところで、緑は緑でも青みががかったエメラルドグリーンはどう?
『エメラルドグリーンは、緑の中でもひときわ、宝石のように輝く
色です。
 その色は、”休息”や”慰安”を連想させるようです』
 あ、そういえば、エメラルドも癒しの効果がある宝石なんだったなぁ。
「へぇ〜、そうなんだ」
『はい。
 そうですね。そのような緑の印象は、緊張しやすい病院やオフィスな
どに、植物を置くなどしてリラックスを促す効果が期待されているよう
です』
「へぇ〜、そうなんだ」
『また、緑は未熟さを連想させることもあります。
 青りんごや熟す前のトマトは緑色です』
《そういえば、青りんごは緑なのになぜ青なのだ?(。・ω-)(-ω・。)ネェ》
『それは、日本語において、色の名前が4色ぐらいしかなかったからと
いわれています』
「4色って何色?」
『赤、青、白、黒です』
「え? どうして?」
『それはわかっていませんが、赤は明るい色であるということから、赤
という色の名前がついたそうです。青は淡い色ということで、青という
名前がついたといわれています。
 このとき、緑は淡い色であった事から青と呼ばれるようになったと
されています』
「へぇ〜、そうなんだ」
『今回は、ここまでにしたいと思います。
 さて、次回は、本日話題に上がった青の心理にしたいと思います』
 それじゃ、アルデベルチ。




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