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呟き尾形の色の心理学 第45回
 色と部屋の広さについて

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、部屋を広く見せるためにはどうすればいいか?
 だったよね」
 そりゃ、真っ白の壁の部屋で、なるべく明るい色の家具や
カーテンの方がいいにきまってるさ。
 ムーシコス君。
『いえ、案外、そうでもないのです』
《ほぇ、なんでなのだ? (゜ロ゜ノ)ノ》
『論より証拠ということで、白い壁の洋室といかにも和風な
和室に案内しましょう』
《わ、これだけ白だらけだと、まぶしいのだ(||゚Д゚)》
「でも、めぐたん。こっちの和室はおちつくよ」
《ほんとなのだ〜。
 でも、なぜなのだ? (゜皿゜≡゜皿゜)》
 それは、白が膨張色でもあるからさ。めぐたん。
《膨張色って、なんだかきいたことがあるよ〜な》
「それにつては、呟き尾形の色の心理学 第14回 膨張色について
http://homepage2.nifty.com/SON/iro/iro14.htm
 をみることだよ。めぐたん」
《ああ、思い出したのだ。
 たしか、収縮色って、明るさできまるんだったのだ。
 そして、明るい色、特に白が膨張具合が大きいんだったのだ(^∇^)》
『はい。その通りです。
 ですから、壁など部屋全体が白いと、壁や部屋全体が自分に向かってくる
ような錯覚に陥ることがあります』
「なるほど、逆に、和室は木や畳が主体だから、奥行きがあるように
感じるんだね」
『その通りです。
 ですから、部屋を広く見せたいのであれば、むしろ、明度、彩度の
低い色を主体として使うべきでしょう』
「それはいいけど、白い壁なんて簡単に変えられないじゃない?」
 そういうときは、明るいけれどちょっと淡い色、たとえば、ベージュ、
アイボリー、オフホワイトなんて配色で調整すればいい。
『そうですね。
 明るい色というより、ちょっとぼんやりしたような印象をあたえる
淡い色をインテリアに使うようにした方が、部屋を広く見せるといえる
でしょう。
 また、部屋を広く見せたい、感じたいというときは、彩度の強い色
は避けるべきです』
《じゃぁ、めぐたんは、広い部屋にコーディネートするのだ。
 広くて楽しい部屋にするぞー(^0^)/》
『ちょっとまってください。
 広い部屋だからといって、楽しい部屋にするというわけにもいき
ません。
 配色によって、興奮したり、リラックスする部屋は、配色が変わって
きます』
「じゃぁ、次回は、どんな部屋が楽しめる配色なのか。
 ということだね」
 それじゃ、アルデベルチ。







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