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呟き尾形の色の心理学 第53回
色彩計画について 03
★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回は、色彩計画についての続きだったよね?」 『はい。 まず、色彩計画が必要な理由があります。 最近は、個人の好みが多彩になりました』 「たとえば?」 『たとえば、住宅などの個人の所有物だからといって、 無節操に使われている色は、騒色公害として意識され るようになってきました』 《そーしょくこーがい?(?_?)》 周りの景観を損ねるような、無秩序な色の氾濫って とこかな。めぐたん。 『そうですね。 騒色公害をなくすということは、回りの景観を意識 した配色をするということです。 もちろん、最近では、環境に優しい、オーガニックなど、 自然を尊重する動きが現れているので、騒色公害が消えて きているのはたしかです』 「なるほど。 だから、あらたな騒色公害をださないためにも、色彩計画 が重視され始めているわけだね」 『はい、そうです。 そのような背景もあるので、色彩計画においては、周り の環境との調和が求められます』 ということは、綿密な環境色彩調査の上で、周辺環境との 調和に配慮し、ライフスタイルの多様化に対応した、きめ細 かな配慮が求められるってことだね、シニョール呟き尾形。 『その通りです。 そこで、色彩計画においては、パブリックゾーンという公的 な部分に大きな比重がおかれています』 《ふに、なぜなのだ?(@0@)》 『それは、プライベートな部分においては、各自の好みや自由 を尊重するという意味もあるようです』 「なるほど、パブリックゾーンというのは、誰もが使う部分だから こそ、色彩計画によって誰にでも効果の期待できる配色が期待さ れるってことだね」 『その通りです。 プライベートな部分は好みが重視されますし、そこまでは、 口出しできません。 また、一般的な認識が個人の好みにマッチするとは限りません。 そこで、公的な部分の用壁の素材と色、樹木の種類、公園の遊具 やトイレ、集会所、汚水処理施設などなど、その場所にあわせて、 色彩計画を立てていくというわけです』 つまり、使用目的がはっきりしている部分については、その機 能性も考慮した色が選ばれるってことだね、シニョール呟き尾形。 『はい。 その通りです。 また、危険な部分は赤や黄などの警戒を促す配色が必要でしょうし、 遊具などは、対象年齢が予想できるところは、対象年齢にむいた配 色をします』 《めんどーなのだ(|||´Д`)3 》 『まぁ、簡単で単純というわけではないからこそ、使用目的、環境と の調和、機能と安全性、対象年齢にくわえて、色彩計画にあるコンセ プトもあるからこそ、計画が必要だということがいえるでしょうね』 「でも、それは決まりなの? 『いえ、もちろん、一般的な考え方にこだわらず、より自由に色彩を 駆使することが歓迎される場合もありますが、色彩計画を立てる人より も、そこを使う人の視点を重視する必要があります』 「なるほど。 その場所の人や目的に合わせた色を選ぶことが大切だってことだね」 『はい、そうです。 また、その一方で、街全体のまとまりを損なわないような色彩計画 が望まれれるということはわすれてはいけません。 そのためには、各場所にわたって、あるいは隣接する場所において、 いずれかの部分に共通する色を使うと良いといわれています』 う〜ん、今回は情報が満載だったようなきがするな。 それじゃ、アルデベルチ。 戻る 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |