ホーム > 目次 > 呟き尾形の色の心理学

呟き尾形の色の心理学 第73回
 育児と色 

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は何についてなの?」
『今回は、育児と色についてお話したいと思います』
《ふに、いくじなしと色は関係するのか?( ̄_ ̄?》
 めぐたん、いくじなしじゃなくて、いくじだよ。
《わかった、宝くじかなにかだなヾ(@^▽^@)ノ》
 ちがうよ。
 育児は、赤ちゃんや、小さい子供を育てることだよ。
 めぐたん。
「やっぱり、育児と色は関係あるの?」
『そうですね。
 たとえば、 産着の色は、たいてい、男の子は水色、
女の子はピンクと相場がきまっています』
「それはどうしてなの?」
『水色とピンクが優しい色だと感じることが主な理由の
ようです』
 たしかに、他の色の、とくに赤や黒の産着は、似つか
わしくないと感じる人が大多数いるだろうね。
 シニョール呟き尾形
『そうですね』
「ってことは、やさしい色が育児にむいているってこと
だね」
『はい。そのとおりです』
《ふに、優しい色なら、めぐたんもしっているの
だ( ̄^ ̄)
 ぱらそる系の色なのだ(^-^)v》
「パステル系の色じゃない?」
《まちがえたのだ(;¬_¬)》
『たしかに、パステル系の色は優しい色ですし、 実際、
パステル調でまとめた服装は、”かわいい”あるいは、
”やさしい”という形容詞がピッタリです。
 それに対して、原色調の色は、”かっこいい”あるいは
”強い”とエネルギッシュで、パステル系の色とは対照
的です』
《たしかに、あかちゃんにかっこいいってはあわないの
だ(>_< )》
『そうですね。
 つまり、育児において、赤ちゃんや幼児の似合う色とい
うのは、あわく優しい色を身につけさせるのがよさそうで
す。
 とはいいつつも、赤ちゃんや幼児は、原色のように、鮮やか
な色に反応するのもたしかです。
 それでも、淡くて優しい色を身近にさせることで、将来、
豊かな色彩感覚につながります。
 また、原色系の色は後になって好むのであればそれでも
遅くはありません。
 たとえるのなら、濃い味付けに慣れさせると、微妙な味付け
が感じにくくなるのと一緒です』
「でも、最近は、親子でペアルックなんていうのがあって、
原色系ファッションをさせるってこともあるんじゃない?」
『そうですね。
 その場合は、子供独自の色彩感覚が麻痺してしまう可能性
もあるので、豊かな色彩感覚を失わないように、注意がひつ
ようだとは思われます。
 また、子供に身につけさせる色だけでなく、子供と接すると
きは、やさしい色を身につけるように心がけることが必要です。
 なんといっても、子供は親をお手本にすることと、赤ちゃん
や幼児のころは、親も自分と同じ存在だと認識しているからで
す。
 理想をいえば、肌色に近い優しい自然な色を見につけるべきで
しょうね』
「なるほどねぇ」
『ちなみに、子供の興味の対象は、大人にとって価値のないこと
でも、子供にとっては、大発見ということもよくあることです。
 無意味に思えるような行動も、悪いことでなければ見守るのも
一つの育児の形ともいえるでしょう』
 それじゃ、アルデベルチ。









   前へ     次へ    

質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。

 

タイトルへ戻る