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呟き尾形の色の心理学 第74回
 音と色

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は何についてなの?」
『今回は、音と色について話をしたいと思います』
《ふに、オトウトイロなんて色、初めて聞いたの
だ(||@Д@)》
 音と色だよ、めぐたん。
 視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚などのいわゆる五感が
あるけど、感覚の一受容系で受け止めた刺激がその感覚
器官以外の系統に属するはずの感性反応を引き起こすこ
とを共感覚って言うんだ。
 その中で、音と色、つまり色聴はその代表的なものとな
んだよ。
《しらなかったのだ(;'◇')》
「そういえば、黄色い声なんていうものね」
『そうですね。そうした、共感覚的傾向は一般的な体験とい
うことができます。
 これを”モダール間現象”といいます』
《ふに、もだるかんげんしょう?(◎_◎;) 
 藻の樽が減るのか?(\(@v@)/)》
 音と色を共通にかんじることだよ。
 めぐたん。
『こうした色聴は子供にひとしく共有されていると考えら
れています』
「特別なことじゃなくて、もともと人間にある能力って
ことだね」
『そうですね。
 色と音の関係について、1931年にカール・ジーツが、
最初の実験を
行っています。
 低音や高音を響かせた部屋でカラーカードを1秒間見せ
るというテスト
をおこないました』
「どんな結果だったの?」
『低音の場合、カラーカードの色は色相環上の隣接色と
なり、色相は青か赤味を帯びて実際よりも濃い色に感じ
られます。高音の場合には黄色味を
帯び、淡く感じられます。
 このテストを通じて、カール・ジーツはある仮説を
立てました。
 音階による色聴は、ドは赤を、レは菫色、ミは黄金
色、ファはピンク、
ソは空色、ラは黄色、シは銅色、そしてオクターブの
異なる音階も同じ色
調となっているそうです。
 また、それぞれの音にフラットが付くと暖色を、
シャープが付くと寒色
を連想させる傾向があるそうです』
「じゃぁ、カンダカイ声を黄色い声って正しいの?」
『そうですね。
 高低に若干の差はあるものの「ラ」の音をさします。
「ふ〜ん、いろいろあるんだね」
『はい。まだありますが、それは次回ということで』
 それじゃ、アルデベルチ。



















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