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呟き尾形の色の心理学 第86回
エジプトと色 1
★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回は、色の何についてなの?」 『今回は、エジプトと色についてお話したいと思います』 《ひゃー、めぐたんは、車の運転はにがてなのだ?( ̄へ ̄")》 「え? もしかして、エンジンストップの略だとおもった?」 《ちがうのか?( ̄◇||||)エッ?》 めぐたんのいいたいのは、エンストのことだね。 エジプトは、アフリカ北東端部とシナイ半島を占める共和国のことだよ。 砂漠が広い国で、人口はナイル川というおおきな川の流域に偏っているね。 ちなみに、古代エジプト文明の発祥地で、ピラミッド・スフィンクスなど 遺跡が多くて、世界有数の観光国だね。 めぐたん。 《ピラミッドならしってるのだ( ̄^ ̄)。 ピラミッドの国なら先に言ってくれればいいのにヾ(@^▽^@)ノ》 『ま、まぁ、とりあえず話をすすめましょう。 まず、クニークルスがいったように、エジプトにはたくさんのピラミッドが ありますが、中でも、エジプトの首都カイロ近郊にはギザのピラミッドがあり ます』 ちなみに、ピラミッドは、石または煉瓦(れんが)を積んで作った四角錐の 建造物だよ、めぐたん。 《それはしってるのだ(^-^)v》 『そのピラミッドは、金字塔とも呼ばれており、その外観は、赤茶けた石灰 岩が階段状に積み上げられているわけですが、紀元前2550年ごろに作られた ころには、ピラミッドは全面に白い化粧石がはめこまれており、白く輝いて いたそうです』 「え? そうなの? でも、どうして?」 『まず、赤茶けているのは、表面の白い化粧石が風化したからでしょうね。 そして、白い化粧石がはめ込まれていたのは、古代エジプト人にとって、 白は、輝く太陽の光の色の象徴だったからだと思われます』 「なるほどねぇ〜。 たしかに、白はまぶしいとき、あるものね」」 『そうですね。 実際、太陽の光がすべての生命をはぐくむことは、太古の人々が常に意識され ていたと考えられます。 ですから、古代エジプトにとって、白は神聖な生命力そのものであり、 白は日中、豊かな自然を育んでくれる太陽の光だということです。 白は全能や純正を表し、聖なる色として用いられていました。 神々に衣服、聖なる儀式で身にまとう衣服やサンダルなどの備品が白 で描かれています。 また、神の使いの成獣も白であり、復活をすることを願ってつくられ たミイラにも白い包帯がまかれていました』 《ミイラって、ミイラ男のことか?( ̄、 ̄?)》 現実と伝説がごちゃまぜになっているみたいだね。 めぐたん。 『古代エジプトのミイラは、宗教的目的をもっていて、来世・復活信仰と密接 に結びついていたと考えられています』 《ふに、じゃぁ、ホラー映画みたいに動くんじゃないのか(-""-;)ムム・・・》 『そうですね。 ホラー映画は実際の古代エジプトの来世・復活信仰によって作られたミイラ が、ツタンカーメン王のミイラが発見された時の入口に、あった文章のとおり のことが起こったことからヒントを得たとされています』 「その文章って?」 この墓を荒らす者、ファラオの怒りにふれ、死の翼にうたれん。 だったよね、シニョール呟き尾形。 『そうですね。 そして、その文章にあった予言どおり、探検隊のスポンサーであったカーナボン 卿をはじめ、ツタンカーメンのミイラ発掘にかかわった人たち、十数名が、 事故や原因不明の熱病で次々倒れました。 この一見が、ファラオの呪として世間を騒がせたのです』 「ということは、古代エジプトの来世・復活信仰をヒントにして、ミイラが 魂を得て動き出してミイラ男になったってことだね」 『はい。そのとおりです』」 それじゃ、アリベデルチ 前へ 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |