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呟き尾形の色の心理学 第91回
 エジプトと色 6 

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、前回の続きのエジプトと色についてだったよね」
『はい。今回も、エジプトと色のお話をさせていただきます。
エジプトでは、水は、ナイル川だけが水源という特殊な環境
です。
 このナイル川の水の青もまた、生命をはぐくむ色として、
生命力を象徴しました』
 たしかに、エジプトでは、ナイル川だけが水源だったと
いってもいいからね。
 シニョール呟き尾形。
『そうですね。
 そして、命の源である水がナイル川だけが水源であり、豊
かな生活をもたらすから。
 ということがいえるでしょう』
「つまり、青は生そのものをあらわしたってこと?」
『その通りです。
 そこには、永遠性や復活、喜びという意味もこめられていた
と考えられます。
 また、青は、神の領域である天国と、創造神のアメン、そし
てアメン神に関係する神々の髪や肌は、青く描かれています』
《あめだまの神様がいたのか?(@0@)》
 えっと、アメン神は、想像の神様で、は雄羊の頭を持つ天空の
創造神の一柱だったんだよ。
 でも、徐々に太陽神ラーがその地位を奪っていったとされてい
るね。
《じゃぁ、敵同士だったのか?bΣ( ̄□ ̄;)》
 いいや、そうでもないみたいなんだ。めぐたん。
 実は、最初は、アメン神の信仰する人たちと、太陽神ラーを信仰
する人たちで、対立があったんだ。
「なんで?」
 エジプトの王は、ファラオというんだけど、ファラオは、太陽神
ラーの息子とされていたんだ。
 太陽神ラーは、牛の姿であらわされるんだけど、アメンの頭は
王氏だからけしからん。
 ということで、アメン神を信仰する人たちを迫害したんだ。
 ムーシコス君。
 でも、この対立は、後でアメン・ラーとして、神々の父とか、
人間の創造者とか、万物の王とかとして王朝の守護神にして、
同一のものとしての位置づけになったみたいだね。
『そうですね。
 神様の色にするくらい、青は重要な色ですから、青は、生その
ものを表し、そこには永遠性や復活、喜びなどを見出していました。
 そして、様々な壁面の色の中で、もっとも色鮮やかに描かれてい
るのが青色なのです』
「やっぱり、暑いところだからかな」
『そうかもしれませんね』
それじゃ、アリベデルチ











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