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呟き尾形の色の心理学 第92回
 エジプトと色 7

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回も、エジプトと色の続き?」
『はい。
 今回は、古代エジプトと黄色について、お話したいと思います。
 古代エジプトにおいては、黄色は、金色の代替えの色として扱
われました』
《ふに、黄色は、だいだい色とにてるけど、金色っていうより、
オレンジ色なのだ(◎-◎)》
 代替えだよ、めぐたん。
 ほかのもので代えることだよ。
 今回の場合は、黄色は、金色に似ているから、黄色は金色の代
替えだってことだね。
「やっぱり、金は貴重だったから黄色で代替えしたってことかな」
『そうでしょうね。
 さて、黄色は、黄色そのものの色というよりは、金色という意味
が古代エジプトでは与えられていた。
 ということになります』
「じゃぁ、古代エジプトでは、黄色は、金色とおんなじ意味ってこと
だね、どんな意味があるの?」
『そうですね。
 金の代替えである黄色は、永遠性や絶対性を象徴しているとされ
ています』
《そーいえば、ピラミッドには、金ぴかの仮面があったのだd(^▽^ ) ネッ》
「あ、やっぱり、エジプトには金がいっぱいあったのかなぁ」
『いいえ。
 たしかに、ツタンカーメンの黄金のマスクなどをみると、エジプ
トは黄金に恵まれた国であるという印象があります。
 でも、古代エジプトの日常に常に金があったというわけではあり
ません』
《なんだ、ちがうのか(-x-〃)》
「むしろ、王族とかに限られていったことか」
『そうですね。
 黄金を使ったのは、富を誇るためだけではなく、王のミイラを護り、
死後の永遠の生命を保障するために、王族が、金の持つ永遠不変の性
質の力にあやかりたいと願ったためです』
 なるほどね〜。
 永遠の命の願いをこめて、お金をかけていた、ってことだね。
 シニョール呟き尾形。
『そうですね。
 古代エジプトでは、黄色は、永遠を象徴しているので、神々の肉体
の色や、王のミイラを覆うマスクは黄金や黄色で塗られています』
それじゃ、アルデベルチ
 













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