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呟き尾形の色の心理学 第100回
 五行思想と色 4

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は何についてなの?」
『今回も、前回の話の続きでいきましょう」
《こんかいも同じなのか?》
『いえいえ、前回まで方角ですが、今回は、色の割り当てがあります』
「それはなに?
『たとえば、青は春、赤は朱色として夏、白は秋、冬は黒とされま
した』
「春はなんか春の晴れた日のイメージであっているよね」
《夏は暑いから赤だから、朱色はありかな(⌒o⌒)。
 でも、秋は茶色って感じなのだ(* ̄▽ ̄*)》
 秋は、空が高いから白くみえるからかな。シニョール呟き尾形
「でも、冬が黒なのは、もっと説明がつかないよ。
 冬は雪がふるから白だけど、黒のイメージがないよ」
『実は、この色と季節は、中国の五行説に基づく考え方です。
 言葉の中にも同じ組み合わせがあり、青春、朱夏、白秋、玄冬、という
言葉で表わされています』
《ふに、どーゆーことなのだ?(ノ´▽`)ノ》
『これは、青竜、朱雀、白虎、玄武という四神とよばれる方角の聖獣が
いて、東を青竜、南を朱雀、西を白虎、 北を玄武にわけられています。
 そして、五行説で季節は五時といい、四季の終わりにそれぞれ土
用を設けて、一年を五つに分けています。
 五時と四神を当てはめると、青竜は春、朱雀は夏、白虎は秋、玄武は冬
となります』
「あ、春は青竜で青春、夏は朱雀で朱夏、秋は白虎で白秋、冬は玄武で玄冬
にあてはまるね」
 でも、土はどうなるの?
 シニョール呟き尾形。
『それぞれの季節の終わりの十八日間が土気、つまり土用になります』
「えっと、それは、土の性質は全ての季節に均等に存在するだから、それぞれ
の各季節の最後の十八日間を土用にわりあてたってこと?」
『そうですね。
 そうすると1年の日数が均等に五つに割り振られたことになります』
《ふに、でも、土用の丑の日は一日だけなのだ(◎_◎) ン》
『さっきも話した通り、土用は、季節の終わりの18日間なので、夏だけでは
ありません。
 丑の日の丑は十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」を順番に日付になぞらえた時の
の丑です。
 各土用の中で丑の日にあたる日が土用丑の日になります。
 一般的には夏土用の最初の丑の日に鰻屋の祭り土用丑と称して鰻を食べる日という
ことになっています』
「でも、なんで、牛なのに、ウナギなの?」
 夏の土用の時期は暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期だから、昔から精の付くもの
を食べる習慣があったんだよ、ムーシコス君。
『そうですね。
 実際、土用蜆、土用餅、土用卵などの言葉がありますが、ウナギも有名で、土用ウナ
ギという風に結びついたのでしょう』
「土用蜆、土用餅、土用卵っていっぱいあるなかで、どうして、ウナギが多いの?」
『土用に土用蜆、土用餅、土用卵ってある中で、ウナギを食べる習慣が一般化したきっ
かけは、一説によると、幕末の万能学者として有名な平賀源内が、夏場にウナギが売れ
ないことを、近所のウナギ屋に相談されたとき、
 本日、土用丑の日 
と書いた張り紙を張り出したところ、大繁盛したことがきっかけだと言われています』
 それじゃアルデベルチ
 
 













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