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呟き尾形の色の心理学 第101回
 中国の天の色 

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「前回は、五行思想と色だったけど、今回も?」
『今回は、五行思想の発祥の地、中国と色の中でも、中国の空の色についてお話ししたい
と思います』
《五行思想だから、5回続くと思ったのだ( ̄□||||!! エッ…?》
 はは、なるほどね、めぐたん。
『ま、まぁ、話を進めましょう。
 陰陽五行説が成立する前の古代中国において、黒は天の色とされていました』
《空の色って、青に決まっているのだ(`□´)》
「そうだよね。青とか紺碧とかイメージするよね。
 普通」
『そうですね。
 ただ、古代中国で言う天は、昼間の青空ではなく、夜の空のことを指していたそうです』
「たしかに、空は昼だけじゃないものね」
『そうですね。
 特に、天は現実にある空ではなく、地平線に沈むことのない星々の極北のことでした』
《どういうことなのだ?(・_・?)》
 北極星に近い星は、ずっと空の上にあるってことさ。
 めぐたん。
『そうですね。
 この場合の天は、天頂という意味で、地平線に沈まないという考え方ですね』
《ふに、たしかに天井は、地面にはないのだ・・・(;¬_¬)》
『古代中国の人々の中でも天体が回転する中心は神聖視されていました。
 星座も西洋では、全天に星座が描かれたのに対し、中国では、北極星の周りの星座が重視
されました。
 また、同じ中国でも、春秋戦国時代では、黄色と黒、つまり玄黄は、死期の近づいたもの
の色という意味がありました。
 これは、黒が不吉な色であることと、黄色が枯れ果て、荒涼とした大地の色に通じると考
えられたことだと思われます。
 エジプトで、黒は肥沃な黒土を象徴する一方で、現世から来世に復活するまでの死の世界
を象徴するような、生と死の両面があったように、中国でも黒と黄色は皇帝に関する色と死
を目前にした黒毛の馬の色をいう場合で使い分けられていたそうです』
 それじゃ、アルデベルチ















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