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呟き尾形の色の心理学 第103回
身分制度と色
★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回は色の何についてなの?」 『今回は、身分制度と色についてお話ししたいと思います』 《ミブンセードー?Σ(°°;) というと、 カステラ一番、電話は二番、三時のおやつはブンメードーの 親戚か⊂((〃 ̄ー ̄〃))⊃ 》 「ドテ(o_ _)ノ」 《ムキー(▽皿▽#) 。 顔文字はめぐタンの専売特許なのだ!》 いや、無理やりすぎる空耳にこけるほかないよめぐたん。 身分は、社会におけるその人の地位とかの序列のことだから 『この身分制度は、もともとあったものではありませ ん』 「じゃぁ、いつできるの?」 『生活が安定した社会になり、貧富の差ができると身分制度が成立します。 たとえば、歴史上では、紀元前1500年ごろから紀元前1000年ごろ、ヨー ロッパ人の祖先であるアーリア人は、インダス文明と接触した後、ヒンドゥ スターン平原へと移住し、その文化を吸収しました。 やがて、混血もすすみ、農耕民へと生活様式が変化していったのです』 「それが、生活の安定ってこと?」 『そうですね。 このころ、神への賛歌をまとめた、インド最古の文献リグ・ヴェーダが成 立しました。このリグヴェーダに続き、バラモン教の聖典となる三篇のヴェー ダも成立しました。 こうした宗教文献が著された背景には、豊かな社会となり、農耕や牧畜など の労働に直接携わらなくてもいい地位の人間がでてきたことを意味します。 これが、インドのカースト制度という身分制度につながります』 《トースト制度となると、インドはトーストが主食なのだな。 \( ● ⌒ ▽ ⌒ ● )/ インドといえば、カレーとナンだと思っていたのだヽ(≧∀≦)ノ》 カースト制度だよ、めぐたん。 インドの身分制度で各身分の階層ごとに職業・交際・通婚・慣習などについ て厳格な規制があるだよね。 シニョール呟き尾形。 『はい。そのとおりです。 階級の種類は、司祭に当たるバラモン、王侯や武士にあたるクシャトリヤ、 農民や商人にあたるヴァイシャ、奴隷にあたる、シュードラの4つの階級があ り、この階級をヴァルナと呼ばれました』 《ふに、その身分を色はカンケーあるのか?(◎_◎) ン》 『はい。 カースト制度ができた身分はヴァルナと呼ばれ、初期に身分を色で表していました』 「それは身分が一目瞭然だね」 『そうですね。 カースト制度は、時間を経るに従って、身分制度はより厳しくなり、ヴァルナを こえた結婚は許されず、食事も原則として、ゆるされないことになったのです』 《うひゃー、厳しすぎなのだ》 『現代の価値観からすればそうですね。 ところで、このヴァルナという言葉は、色という意味があります』 「だから、色分けされていたんだね」 『そうですね。 カースト制度は厳しい身分制度ですが、、1年に一度、新年を祝う無礼講のお祭り があるそうです』 「どんなお祭りなの?」 『その祭りでは人々は身分から解放され、身分に関係なく色粉や色水を掛け合い、みん ながぐちゃぐちゃな色になることで身分の色も無くなるという意味をもつそうです』 「やっぱり、あんまり厳しいとそういうことが必要なんだね」 それじゃ、アルデベルチ 前へ 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |