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呟き尾形の色の心理学 第104回
 身分制度と色 2

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「前回はカースト制度と色についてだたよね」
 トースト制度じゃないからね。めぐたん。
《わかっているのだ( ̄ε ̄;)》
『さて、カースト制度の身分は、4つあります。
 バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラです』
《バラモモ肉屋に、草取り屋、馬医者、シュークリムとどら
焼き屋か・・・(*・o・)キョトン》
「いくらなんでも、そりゃないよ、めぐたん」
《なにがなのだ( -益-)。。o 
 とても便利なのだ(#`ε´#)プンスカ
 特に草取り屋は、めぐたんは仕事を頼みたいのだ(☆0☆)》
 わかった!
 おかあさんからの言いつけを押し付けるつもりだね。
めぐたん。
《ばれたのだ〜(´▽`;)ゝ》
『さて、この中でそれぞれの身分に色が割り当てられ、
 バラモンは白
 クシャトリヤが赤
 ヴァイシャが黄色
 シュードラが黒
 とされています』
「色には理由があるの?」
『一説では、アーリア人の肌の色が先住民よりも白かったと
いう理由からだと言われています』
「じゃぁ、バラモンの人の肌の色が白いってこと?」
『いいえ。
 現在では、混血が進み、肌の色で区別することは言われな
くなっています。
 ところで、一般に使われるカーストという言葉は、もとも
とインドにあったわけではありません』
「どういうこと?」
 15世紀にインドを訪れたポルトガル人の階級制度、カス
タからきたみたいだね。
 ムーシコス君。
《なんと!Σ(°°;) 
 カスタネットだったのかd(゜ο゜)oナルホド》
 カスタ!
 ラテン語のカストゥス 家柄や血統)とよんだことからは
じまったものだよ、めぐたん。
『カースト制度は、欧米社会から批判の的になり、現地のイ
ンドでも、カースト制度が大きなストレスにもなっています』
「当然と言えば、当然だね」
《なんか息苦しそうなのだクラ(((((◎。◎ゞ)))))クラ》
『そうですね。
 身分制度のストレス解消の意味もあるのか、インドでは、
一年に一度、カースト制度を取り払うような無礼講のお祭り
があるそうです』
「えっと、1年に一度、新年を祝う無礼講のお祭りだったか
な?」
『そうですね。
 そのお祭りは、ホーリー祭といって、新年を祝って、豊作
を祈るお祭りが開かられます。
 この祭りは、信心深い王子を焼き殺そうと企んだ邪な、叔
母のホーリカーが逆に焼け死に、王子は無事だったというエ
ピソードにちなんだ祭りです。
 この祭りでは、身分、男女の区別なく、色粉や色水を掛け
合います』
 何色ともいえない色にそまることで、身分の色であるヴァ
ルナから人々は開放されて、日ごろのストレスから解放するっ
てことだね。シニョール呟き尾形。
『インドのカースト制度は、インド社会に浸透しており、ヒ
ンドゥー教では、日が昇る東は白、日が沈む西が黒、ガンジ
ス川の源流の北が赤、下流の南が黄色といったように、方角
とカースト制度の上下が当てはめられているそうです。
 また、日常生活では隠そうとした結果、女性の衣服でサリー
というものが広まり始ったそうです。
 ただし、サリーの質などで身分を見分けようとする傾向も
あるという』
「ちょっと皮肉だね」
『そうですね。
 それじゃ、アルデベルチ



 
 













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