ホーム > 目次 > 呟き尾形の色の心理学
呟き尾形の色の心理学 第108回
マヤ文明について 4 生命の木
★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回はマヤ文明で、北の色についてだったよね」 《北は寒いのだ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル》 『たしかに、日本のように、北半球に住んでいると、北は、 日の当らない方向であるという印象をもつものです。 しかし、マヤ文明は、北半球とはいっても、北は太陽の 頂点を示す方角です。 そのため、生命にあふれていることを意味し、色は白が割 り当てられています』 「日本は黒だったよね」 『そうですね。 日本の場合来たといえば太陽の光があたりづらい方角ですが、 マヤ文明の場合は逆に日が当たる方角だったということですね。 また、マヤ文明は古代文明の中でも、天文観測に秀でていた ことから、マヤの人々は、天球が天の北極を中心に回転するの で、北は方角の基準となる重要な方角と考えていました』 そのあたりは、北半球共通というところかな。 シニョール呟き尾形。 《ふに、みはみはんきゅーはちがうのか(?ロ?ノ)ノ》 『そうですね。 日本から、天の南極が見えないように南半球から天の北極、 北極星は見えません」 《なんでなのだ?( ? ∀ ? )》 地球は丸いから、北半球から見える星空と南半球からみる星空 は違うってことだよ。 めぐたん。 地平線より下にも星空があるけどみえないよね。それが南半球の 星空さ。 《なんかクニークルスに騙されているみたいなのだ・・・(;¬_¬)》 「えっと、このボールをみて。めぐたん」 《見たのだ》 「このボールに点を書いてみるね。で、ライトをあててみよう。 光っている部分と影になる部分があるよね」 《たしかに、明るいところと暗いところがあるのだ(○0○)》 「このライトが星の光なんだけど、影になるところは、星の光 が届かないからみえないのさ」 《なるほど、クニークルスより1000倍わかりやすいぞ》 はいはい。次いこう、シニョール呟き尾形。 『え〜っと、どこまででしたっけ』 「天球が天の北極を中心に回転するから、北は方角の基準となる 重要な方角だったってところかな」 『そうでした。 北は基準となる重要な方角ですから、王位と結び付けられてい ました。 マヤ文明では、白は清浄なイメージがあり、北の方角を表わす色 としてふさわしいという価値観もあったといわれています。 そんなことから、マヤ文明では、日中、太陽が南にあるという 感覚ではなかったようです』 「日本とはま逆だね。 じゃぁ、南はどんな方角だと考えられていたの?」 『南は、北の反対に位置するので、地下界に入った太陽が復活する ために、さまざまな困難と闘っている方角と考えられていました』 「それで、南の方角は何色なの?」 『南は黄色があてはめられ、トウモロコシが熟し始めたことを示す 穂の色が黄色であることから、黄色は誕生生前の状態を表わす色と されたという説があります』 それじゃ、アルデベルチ 前へ 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |