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呟き尾形の色の心理学 第111回
 アステカの創世神話について

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回はアステカと色についてだったよね」
《カステラ? なんともめぐたん好みの話題なのだ(〃∇〃)ゝ 》
 アラスカって聞き間違えると思ったけど、カステラはさすが
にびっくりだな、めぐたん。
『アステカは、マヤ文明に影響を受けていたものの、色に対する
イメージは変わっていました。
 アステカの創世神話によると、我らの肉体の男神という意味
のトナカテクトリと我らの肉体の女神という意味のトナカシワ
トルの間に四柱の兄弟がうまれました』
《なんだかよく聞く話なのだ(^〜^;)》
「最初は大抵そうだけど、それからどうなるの?」
『四柱の神は、まず、トラトラウキ・テスカトリポカという赤
い身体の神が生まれました』
「アステカでは赤は何を象徴するの?」
『アステカの赤は東を象徴する色で、光の方角、太陽の家があ
る場所の正面とされました』
「他の神様は?」
『黒です。
 ヤヤウキ・テスカトリポカという名で、もっとも強いが悪い
神とされています』
《むむ、やっぱり、黒は悪役の色なのだ( ̄へ ̄|||) 》
『黒は、アステカにおいては、北を象徴する色で、死者の国の
方角、黄道の右側とされています』
「どうして、北が右なの?」
『北が右となるのは、アステカの人は東の方角を最高位とし、
東を向いて世界を見たからです』
「三番目は?」
『ケツァルコアトルで、その色は白です。
白は、西の象徴で、意味は女たちの方角、太陽の家がある場
所です』
「最後の4番目は?」
『ウィツィロポチトリで、青です。
 青は南の章頭で意味はとげの方向、黄道の左側とされまし
た』
《じゃぁ、一番偉い神様は最初の神様だなd(ー.ー ) ネッ》
『いえ、アステカ王国が栄えていた時代の神話では、最後の
ウィツィロポチリがアステカの主神でした。
 ウィツィロポチリは、戦いの神であり、この神にかかわる
儀式では、太陽は消滅するという終末信仰が普及していて、
人間を生贄にして、人間の新鮮な心臓を神に奉げることで太
陽の消滅を先延ばしすることが可能になると信じられていま
した。
 また人々は神々に雨乞いや豊穣を祈願する際にも、人身
御供の神事を行ったのです』
《残酷なのだ(||゚Д゚)ヒェ〜〜〜〜〜〜〜!!!》
『アステカは多くの生贄を必要としたので、生贄を確保する
ために戦争することもあったとも言われています。 一般的
に生贄になった者は祭壇に据えられた石のテーブルの上に仰
向けにされ、神官達がその四肢を抑えて黒曜石のナイフで生
きたまま胸を切り裂き心臓を摘出されました』
《やっぱり残酷なのだΣ(○ロ○)》
「でこそれって、結構有名だよねそれ」
『そうですね。
 人身御供の神事は目的に応じて様々な形態があり、神官が
生贄から剥ぎ取った生皮を着て踊り狂ったり、生贄を火中に
放り込むこともあったそうです』
《うひゃ〜(>_<;=;>_<)》
『めぐたんのように、現代人から見れば残酷極まりない儀式
です。
 しかし、生贄にされることは本人にとって名誉なことでも
あったとされています』
 それじゃ、アルデベルチ















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