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呟き尾形の色の心理学 第117回
 インディアンと色 4 ホビ族 2 ニーマン

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、ホビ族の続きで、ニーマンについてだったよね」
『ニーマンは、非公開の仮面行事で、夏至の頃行われます。
 ニーマンの期間は16日に及び、その間、人々はカチーナたちに、
雨の恵みと若者たちが高潔で愛情豊かに成長するよう導いてくれ
るよう祈ります。
 ニーマンの中では、ヘミス・カチーナたちによる1日だけの最
後のニーマン・ダンスによって頂点に達します』
《ミス・カチューシャ?
 オシャレな要請さんかな?》
 ヘミス・カチーナ、だよ、めぐたん。
「ヘミス・カチーナってなに?」
 そ、それは、シニョール呟き尾形が説明するよ。ムーシコス君。
『カチーナとは主にアメリカインディアンのホピ族が信仰する、
超自然的な精霊のような存在です。
 その中でも、ヘミスの役目は、ホピの人々にトウモロコシが豊作
になるのを助けることです。
 カチーナたちには、人々からトウモロコシや野菜や果物が供せら
れ、ダンスの後に、今度はカチーナたちから人々へそれらが分けら
れ、更に、カチーナ人形が少女たちに贈られます。そして、カチー
ナたちは厳かに故郷へ帰って行きます』
「豊穣の精霊なのかな」
《ほーきの精霊さんなら、きれい好きにちがいないのだ》
 豊穣だよ、めぐたん。
 穀物がみのりゆたかなことって意味だね。
『ヘミス・カチーナは、アリゾナ州フラッグスタッフ郊外の
サンフランシスコピーク近くの聖なる山に住んでいると言わ
れています。
 このカチーナは、ホビ族以外の部族にも同様の信仰が残っ
ているそうです。
 ちなみに、ホビ族のカチーナは、総数400以上存在すると
言われていますが、正確な数は誰にもわかっていないそうです』
 それじゃアルデベルチ。
















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