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呟き尾形の色の心理学 第128回
 国旗と色 8 国旗の黄色が象徴するもの 1 太陽

 

 

 

 

 

 

 

 



★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回も国旗と色の話だよね」
『はい。今回は国旗にある黄色が象徴するものについてお話したい
と思います』
《黄色はきれいなお花がたくさんあるのだ(*⌒〜⌒*)》
『たしかに、きれいな黄色い花はたくさんありますね。
 ただ、国旗の場合は、黄色は、太陽を表すことになります』
《太陽はオレンジじゃないのか?(◎-◎)》
 まぁ、あくまで、それぞれのお国柄とかによってかわるだろうから。
 めぐたん
「でも、太陽と言うと赤ってイメージもあるよね」
《そうなのだ。お日様はポカポカなのだ(o^o^o)。》
『そうですね。
 もちろん、太陽を赤やオレンジで表現することに妥当性が無いわけでは
ありませんが、太陽の色を何色で表現するかは、それぞれの国や文化によっ
て違ってきます。
 たとえば、たとえば、キルギス、フィリピン、ボスニア、ヘルツェゴビナ、
アフリカのウガンダ、ガボン、カメルーン、ギニア、ギニアビサウ、セイシェ
ル、チャド、モーリシャスなどは、国旗において、黄色が太陽を象徴して
いる場合があります』
《ぎゃふん、いっぱいあるのだΣ(oД○;)》
 それだけ、太陽を黄色で表現することは少なくないってことだね。
 めぐたん。
「ええっと、地図とみてみると・・・ああ、なんか、太陽を黄色で表す国は、
赤道近くの国々が多いね。
 でも、日本では太陽は赤いって印象があるのはどうしてかなぁ」
 たしかに、日の丸が赤いことに疑問を持つ人はほとんどないよね。
 ムーシコスクン
《そーなのだ。真っ赤な太陽とか赤い夕陽とかゆーのだ・・・(;¬_¬)》
『はい。実際、日本の子供が描く絵には、青空に赤い太陽を描くのが定番とと
いえるでしょう。
 これは、日本の日の丸の旗も太陽を表すのだから、赤丸を描くのは当然だと
思っている人が多いので、疑問に思う人は少ないのだとは思います。
 しかし、実際、太陽を見てみれば、太陽が赤くないことは一目瞭然です』
《ふにーまぶしーからよくわからないのだ(@◇@;) ウ・・・》
「ああ、直接見ちゃだめだよ、めぐたん」
『ともあれ、直接みなくとも、太陽は赤くなるのは朝焼けの日の出や、夕焼け
の夕日ぐらいでしょう。それ以外は概ね白熱光といって白い光となっています。
 これは、太陽は恒星であり、太陽自体が光を発しているからだと言えるで
しょう。
 実際、太陽の光をプリズムに通すと、虹の七色にわかれます』
「えっと、太陽の光は光源色だから、すべての色を混ぜると白くなるって
ことだね。だから、プリズムに通すと、虹の七色にわかれるんだよね」
『その通りです。
 さて、実際の太陽の色ですが、恒星の色はスペクトルの特徴によって際立つ
色が出てくるそうで、中でも、恒星の表面温度で決まるといわれています。
 これに照らし合わせると、太陽は黄色にあたります。
 赤道近くの国は太陽光を受けやすいので、太陽の色を黄色と認識するように
なったのではないかと思われます』
 それじゃアルデベルチ。






 
 













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