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呟き尾形の色の心理学 第133回
 国旗と色 13 国旗の緑が象徴するもの 2
 民族    1 アイルランド 1

 

 

 

 

 

 

 

 



★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回も国旗と色の話だよね」
『はい。
 前回に引き続き、国旗の緑を象徴するものについて
お話したいと思います』
「前回は、緑は葉っぱの色だから、豊かな自然を表す
いろだったけど、他になにかあるの?」
『はい。
 緑が民族を象徴するという国もあります』
《なんと緑色の髪か肌をもつ民俗か?(*・o・)キョトン》
 ちがうよ。めぐたん。
『ええ、全く違います。
 そういう誤解を生むような発言は避けてください』
《しょぼ〜ん(-ε- )》
「ちなみに、それはどの国の国旗なの?」
『アイルランドです。
 アイルランドの国旗の緑は、歴史の古いカトリックと
ケルト系民族を意味しています』
《にょにょ、ガトーショコラケーキ?(*・o・)》
 カトリックとケルト系民族だよ、めぐたん。
 カトリックは、初代キリスト教会の正統を継ぐとされ
ている宗派のことで、ケルト系民族は、インド‐ヨーロッ
パ語系のヨーロッパ先住民族のことだよ。
 めぐたん。
「カトリックもケルト系民族も昔から住んでいるという
意味では共通しているね」
『そうですね。
 これに対して、プロテスタントとアングロサクソン系民
族は、オレンジ色であらわされています』
《にょにょにょにょにょ、プレーンヨーグルトなら知って
いるけれど、プロなんとかとかアンゴロサトウもわからない
のだ  (゚Д゚≡゚Д゚) 》
 プロテスタントとアングロサクソン系民族だよ、めぐたん。
プロテスタントは宗教改革後、ローマカトリック教会の信仰
理解に反抗し、分離形成されたキリスト教各派で、アングロ
サクソンは、 5世紀ごろ、民族大移動でドイツの北西部から
ブリテン島に移住したアングル人とサクソン人の総称で、現在
の英国民を指す言葉だね。
『3つ目の色の白がこれら新旧民族、宗教の結びつきを象徴
しています』
「アイルランドにとって、民族というのがとても重要なんだ
ね」
『そうですね。
 アイルランドの国旗の色が民族を意味するというのは、ア
イルランド問題が深くかかわっていますが、それについては、
次回と言うことで』
 それじゃアルデベルチ。




 
 













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