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食料・農業・農村基本計画
第4回 なぜ、日本の国内生産にこだわるのか?
こんにちわ。呟き尾形です。 そもそも、食料・農業・農村基本計画が、なぜ必要なのか? いえ、もっといえば、日本の国内生産にこだわる必要性はないのではないか? という疑問が消費者の中にあるかもしれません。 実際、輸入品のほうが安く、大量に、安定し、供給できます。 もちろん、万が一、世界的な凶作にみまわれたら。 ということがありますが、そのときは日本だけが例外ということはありませんし、万が一は、万が一です。 ポイントとしては、国内で農作物が自給できないということは、経済的にも、外交的にも大きな弱点になるということがあげられます。 まぁ、弱みに付け込まれて、抱き合わせで、他の条件の譲歩が迫られるということです。 それでも、消費者にはピンとこないと思います。 そこで、私なりに考えた理由を簡単に紹介します。 ・鮮度が低い 農作物の品質は、鮮度です。田畑から取れたてのものが良い品質であるということです。 ・農作物の生産方法が管理できない。 外国の基準において、生産された農作物はいくら農薬が使われても、日本の基準を満たしているかどうかすらわかりません。 なんらかの不正がおこなわれても、当然、日本が立ち入り検査も調査できません。 BSEの問題を見れば明らかです。 国内の場合は、国内の農家の調査がスムーズに進みますが、外国では、そうも行きませんでした。 もし、十分な国内供給がなされていれば、深刻な問題に発展しないともいえるわけです。 もちろん100%国内供給する必要はありませんが、現在の国内の自給率が低すぎるということは、食の安全を筆頭に、消費者にとってデメリットである。 ということは、知っておくべきでしょう。
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