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めぐたん王子様に会う 1
「おっつかい、おっつかいたのしーなぁ〜
o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪」
今日は、めぐたんのおばあさんのお使いに行く日。
おばあさんは、 ”らいかんすろーぴー”という病気で、森の中で治療中。
”らいかんすろーぴー”という病気がなんなのか、よくわかんないけど
おばあさんは相変わらずやさしいから、めぐたん的には問題ないのだ。
お母さんには、寄り道しないように。って、言われたけれど、それは、無理な相談なのだ。
まずは、お花畑のお花摘み。
それが終わったら、近くにある魔女のお菓子の家を一杯食べて、
七人の小人の家ではお茶をして、白鳥の湖では白鳥にエサをやって
寄り道するのだ!
さ〜て、お花畑なのだ!
赤、青、黄色、白いお花に、ピンクのお花。
た〜くさん綺麗なお花があるのだ!
どのお花も名前をしらないけれど、おばあさんに渡すとおばあさ
んは、一つ一つのお花の名前を教えてくれるのだ!
え? じゃぁ、おぼえたんじゃないかって?
そんな、物覚えの悪いめぐたんが名前を覚えるわけがないのだ!
おっと、綺麗な真っ赤なお花みーっけ!
あいた!
このお花、トゲがあるよ〜。
「綺麗な花にはトゲがある。
お花畑に寄り道する子がいないかみてみたら、いたね〜。
かわいい、美味しそうな女の子が」
ありゃ、かわいいなんて照れるのだ。
でも、美味しいって・・・どーゆー意味なのだろうか?
「それはね、がぶりと、おまえを食べるって意味さ!」
「やだー! やだやだやだやだやだやだやだ!
の やだなのだ!!!!!」
「まちなさい、そこの狼。
狼一匹が、か弱い女の子を襲うのは、みっともないぞ!」
へ? 襲われているめぐたんがいうのもなんだけど、それって、あたりまえじゃないのか?
でも、でも、筋肉モリモリたくましくて強そーなのだ!
「なに言っているんだ。狼が女の子やら弱い子供を襲うのは、童話のパターンだろう。
童話のパターン通りのことをやって何がわるい」
「ええい、難しい事をゴチャゴチャと!」
(え・・・狼の言っている事は、難しいのか・・・)
と思っている間に、狼は、筋肉モリモリ男にパンチ一つでダウンしちゃったのだ。
・・・案外あの狼、本気で弱かったかも。
でも、筋肉モリモリ男のおかげでたすかったのだー。
「ありがとーなのだm(__)m」
「いやいや、当然のことをしたまで・・・」
筋肉モリモリ男がそういうと、ぐうとおなかの音がする。
「そうなのだ。助けてくれたお礼に、めぐたんのしっているお菓子の家に連れて行くのだ」
「おお、ちょうど腹がすいていたところだ」
そうして、めぐたんと筋肉モリモリ男は、お菓子の家にたどり着いたのだ。
ウェハースの壁には、真っ白なクリームが塗ってあり、壁の飾りとして、いろいろな色のキャンデ
ィーやらドーナツがクリームの中に埋められているのだ。
おいしそーなのだΨ( ̄∇ ̄)Ψ
もちろん、家の窓の枠はチョコレートで出来ていているのだ。
これも捨てがたい。
あとは、めぐたんは背が低いので手がつけられないけれど、
屋根は真っ白な砂糖菓子で塗られてて、エントツはカステラの
レンガでできているのだ。
でも、今回は筋肉モリモリ男がいるから屋根に上がれるかもしれないのだ〜。
夢にまで見たカステラのレンガ(☆o☆)キラキラ
きっとおいしーにちがいないのだ(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪
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