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トレーニング 恋文

クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
『呟き尾形』:メールマガジンの発行者
《めぐたん》:スペシャルゲスト 魔女っ娘。
(まきこ):今回のゲスト 


※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。

トレーニング
恋文
http://homepage2.nifty.com/SON/ss/T03.htm

 

 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだρ(^◇^)ノ》
(こんにちは、ぼくの名前はまきこっていうんだ)
「え? 女性、ですよね」
(うん。そうだよ)
 一人称がぼくっていう設定だね。
(設定って言われると、ちょっとあれだけど、そうだね。
 ぼくは、自分のことをぼくっていうのは癖みたいなものだし)

《そうなのだ。
 自分のことだから、自分の好きなのでいいのだ(ノ´▽`)ノ》
(ありがとう)
『トレーニング 恋文 好きだ。という気持ちを、好きという言葉を使わずに表現できるか、挑戦した作品です』
 
つまり、表現方法のトレーニングってことだね。
 シニョール呟き尾形
「なんかめんどくさくない?」
(そうだよね)
『たしかに、まわりくどいと感じるかもしれません。
 でも、たとえば、美しいことを美しいと一言で書いてもあじけないものです。
 ビジネス文書などであれば、短く端的にまとめることがいいこととされますが、小説は、美しいことを知るのではなく、感じ取ってほしいので、直接一言で表現できることを、意図的に書かないで表現することで、読者が楽しめるわけです』

《伝わらなかったらどーするのだ( ̄へ ̄")》
(そんな、もともこもないような・・・)
「でも、そうだよね」
 まあ、小説は娯楽だし、だからこそ、トレーニングしていくことが必要ってことじゃない。
 ムーシコス君。
「なるほどね」
『そうですね。
 トレーニングは、まさに、小説を書く練習です。
 伝わらなければ私の技術不足なのですから練習して、伝わるように努力を積み重ねると言うことですね』

《なるほどρ(。。)メモシテオコウ》
(小説書くのも大変だな)
《まったくなのだ(´0`) =3》
『そうですね
 それだけに、書き終えると満足できるものです』

 それじゃアルデベルチ。