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占星学の歴史

 占星学と古代エジプト

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こんにちわ。呟き尾形です。

 カルデア人たちの占星学は、ペルシアからエジプト、ギリシャへとつたわります。
 しかし、エジプトは、シュメールと並ぶ文明の発祥の地ということもあり、バビロニアから流入する前に、独自の占星学があったようにもおもわれます。
 これは、過去の記事で、占星学起源説にエジプトが含まれていることもあります。
 しかし、バビロニア占星学のほうが優れていた。
 ということがいわれています。
 これは、紀元前300年のプトレマイオス王朝のころには、バビロニア方式が標準になっていたことから判断できます。

 エジプトといえば、ピラミッドですが、なかでもギーザからメンフィスにかけた、エジプトの古代王国時代のメンフィスの周辺には、たくさんのピラミッドが建設されています。
 ピラミッドは、当時のファラオたちの富と権勢を伝えると共に、古代エジプトの文明が最高峰の域もたっしていたことを、現代に語りかけてきます。
 大ピラミッドは、天空を意識した設計がなされていたようです。これは、古代のエジプトでは、星を神々と考える星信仰があっとされています。
 たとえば、玄室の北側と通じる通気候からは、りゅう座のα星を真正面から見ることができます。
 このりゅう座のα星は、当時のエジプトの時代では、星の中心である北極星に当たる星です。
 おそらく、古代エジプト人は、死後の魂は、星となり北極星の周囲を回転し続けると信じられていたためだと思われます。
 そうした理由から、設計がなされていたというのは、定説とされています。
 さらに、ピラミッドの4面は驚くべきほど正確に作られており、その誤差はごくわずかです。
 このことからも、天上の星たちを意識してピラミッドが構築されたことは間違いないようです。

  ただ、このピラミッドの目的は、ただの王の墓だけであるにしては不思議な点がいくつかあります。
 あくまで仮説ではありますが、ピラミッドがかなりの精度で天空と一致させていたということは、単なる墓というよりは、もしかすると、占星台であり、その地下室は秘儀伝授の場所であるともいわれています。

 ところで、このピラミッドは、過去において、奴隷に強制労働させてつくられたといわれていましたが、現代においては、ギーザで労働者の集落の遺跡が発見されてたことで、当時の事情がわかってきました。
 それによって、わかったことは、ピラミッド構築は公共事業であったとされています。
 これは、農民がナイルの洪水などで、収入源がなくなる時期に、仕事をあたえ、労働対価として、パンやビールが与えられていたそうです。
 さらに、近くには、労働者の家族が一緒に住んでいたらしいことがわかりました。

 王の墓を作る事が公共事業であるということはいえるかもしれませんが、公共事業なだけに、むしろ、実際に活用される建設物の可能性が考えられるようになります。
 そこで、ピラミッドは、占星台であり、その地下室は秘儀伝授の場所であるともいわれています。
  
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