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占星学の歴史

 占星学とルネサンス

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占星学とルネサンス

こんにちわ。呟き尾形です。

 10世紀を過ぎる頃になると、教会の、占星学に対する圧迫も弱まってきたそうです。
 そのことにより、占星学の禁則も建前となり、徐々に占星学が浮上してきました。
 厳格なカトリックの教義は、当時の知識人や大衆を押さえつけられた形になっていました。
 そのため、当時の知識人を筆頭に、大衆がこぞって、占星学という大変興味深いものに、好奇心が刺激され、興味津々に飛びついたのです。
 特に、イタリアでの流行は、カトリック教会からすると、目に余るものではありました。
 しかし、上流階級から一般庶民にいたるまで、占星学に夢中になっており、ボローニャ大学では、占星学の講座が開設されるまでに至っていました。
 所詮、禁則が形骸化していただけに、ローマ教皇は、占星学の強引な弾圧よりも、容認するという形にならざるを得なくなったそうです。
 このルネサンスの時代に、占星学を復活に貢献した人物は、13世紀のイタリアの大学者 トマス・アクィナスです。
 トマス・アクィナスは、スコラ哲学の権威で、「神学大全」の著者として知られています。
 そのトマス・アクィナスは、積極的に占星学を指示したといわれています。
 占星学とキリスト教の間に生じた矛盾を、「星は指示するが強制はしない」という言葉で、占星学の復活に貢献したといわれています。
 上記にあるように、当時の最高レベルの学者である、聖トマスの占星学の容認によって、占星学の復活が勢いづいたとも言えるわけです。



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