占星学の歴史

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占星学とトマス・アクィナス

　こんにちわ。呟き尾形です。
　「星は指示するが強制はしない」という言葉で、占星学の復活に貢献したとされていますが、これは、星は神と人間界の仲介する存在であると考えたようです。
　そうする事で、天変地異、すなわち、天空と地上の出来事が実は関係しているの

だ。だからこそ、占星学が可能なのであると考えたようです。
　しかし、トマス・アクィナスは、人間の自由意志や偶然に起因する出来事に関しては予知不可能としました。
　そのため、ホロスコープ占星術については、否定的な見方をしたとされています。

　このトマス・アクィナスというの人物は、歴史的にはどのような人物なのでしょうか？
　トマス・アクィナスは、西暦１２２５年ぐらいに生まれ、没年は西暦１２７４年で、大体５０歳ぐらいまで生きたといわれています。
　トマス・アクィナスは、イタリアの神学者であり、スコラ哲学者でもありました。
　ナポリ王国のアクィノの領主の血筋です。
　名前と血筋が違うのではないかと思われるかもしれませんが、名前にあるアクィナスはアクィノの人という意味だそうです。
　ナポリの大学で学んだ後、家族の反対を押し切り、ドミニク開始となり、パリトケルンでアルベルトゥス・マグヌスに師事をしたそうです。
　そうして、パリ大学で教鞭をとり、教授に就任後、帰国しました。
　その後、ナポリ大司教の就任の話も辞退して、修道士に徹しました。
　トマス・アクィナスの学問は、理性と信仰の調和、自然と超自然の統一を求めたものでした。そして、普遍論争ではやや緩和された実在論の立場をとったそうです。
　そのようなトマス・アクィナスだからこそ、「星は指示するが強制はしない」という、現代でも通用する言葉を発した。
　ともいえるでしょう。

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呟き尾形の占いの話
　呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのｂｌｏｇです。