ホーム > 目次 > 占いが非科学的だと思う方へ > 占星学の歴史
占星学の歴史 ルターの協力者フィリップ・メランヒトン
|
★★★ ルターの協力者フィリップ・メランヒトン フィリップ・メランヒトンは、ドイツのプレッテン生まれ。で、西暦1497年にうまれました。 ドイツの人文主義者であり、神学者であり、宗教改革者でした。 ハイデルベルク大学・テュービンゲン大学に学び、1528年ウィッテンベルク大学ギリシア語教授したそうです。 その大学で、神学教授であったルターと出会います。 メランヒトンは、ルターの思想に共鳴し、ルターの宗教改革運動に加わりました。 メランヒトンは、それまでの古典による聖書研究体験が影響しており、1519 年ライプツィヒ論争では教会の権威に対して聖書の至上的権威を主張するようルターに示唆したといわれています。 以後、深い学識と温和な性格をもって教会神学の体系化を行い,ルターを助けて改革運動の精神を学問的に深めました。 メランヒトンは、協調的性格の人であり、宗教改革運動をまとめるのに活躍したともいわれいましたが、その反面、妥協的なところがあり、ルター派における第二位の立場にあるにもかかわらず、ルターの後継者として全教会を率いる力量と信用はえられませんでした。 さらに、ルター派には人文主義的なものへの反感があり、メランヒトンは人文主義の出身者でもありました。 ルター派は、メランヒトンとその追随者を「フィリピステン」と呼んでこれを排斥する風潮がありました。 このために、この人たちが改革派に流れるることになり、宗教改革運動の仲間の中でもメランヒトンの立場は弱くなる一方でした。 その上、メランヒトンとルターの間には、旧教に対する姿勢や神学上の相違がありました。それが原因で、後年ルターや厳格なルター派改革者と対立することになります。 しかしながら、メランヒトンの宗教改革運動における指導的役割は大きかったといわれています。 さて、メランヒトンは、天文学に秀でており、同時に占星術にも詳しいといわれています。 これは、当時の天文学も占星術も大きな枠では同じ枠だったことから言えたのかもしれません。 そのせいもあってか、天文学と占星術を学んだメランヒトンは、ルターがもっと運の強い星のもとにあるために、その誕生日を変えようとしたり、新月の時には旅をしないように懇願していたこともあったそうです。 ★★★
|
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。
占いを依頼する。