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占いが非科学的だと思う方へ


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占いが非科学的だと思われる方へ079号

(-_-;)(ToT)凸(●―●メ〇o。.(-。-)y-~~~メテオ!( ・_・)ノミ★
 占いって、ペテンなんでしょうか?
 いいえ、違います。少なくとも、占いのKNOW−HOWには、ペテンの
技術は使われていません。



登場人物紹介
『呟き尾形』:メールマガジンの運営者・・・のはず
【フォルス・テッセラ】:オチこぼれ占い師
<アルクィン・ピクトル>:現実主義者の盗賊


※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。
 また、先頭の文字に引用符(>という記号)がつくものは呟き尾形の
返信メールの引用部分です。

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質問等は、占いが非科学的だと思われる方へ 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)

 

 

 


★★★
『こんにちわ。呟き尾形です』
<よっ! アルクィンだ>
【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】
『今回は、フォルスの説明の続きでしたね』
【は〜い。
 私がよく、占いとして使うのは占星術ですよぉ。
状況によっては、手相、タロットカード、風水、姓名
判断、最近では動物占いなど使い分けますねぇ。
 実際、そのようにやってみればわかりますが、そ
れぞれの占いは、これから占おうとする分野に関し
て得手、不得手がありますよぉ』
<占いは万能じゃねぇ、ってことだな>
『はい。
 そのとおりですよぉ。
 占星学においては、簡単に言ってしまえばホロス
コープ(その人の星の位置を記した物)は、気象学
における天気図のようなものですねぇ。
 気象学は天気図をみて、天気を予測し、占星学は
ホロスコープをみてその人の未来を占うわけですねぇ』
<天気予報と占いを同列に扱うな>
『位置づけは同じですよぉ。
 医学でいえば、カルテでしょうし、建築でいえば
設計図ですねぇ。
 分野はことなれど、客観的に共有しえる情報が存
在し、その情報を読み解ける知識がある人は、その
知識を元に、情況を把握したり予測するわけですよぉ。
 そして、占いとは、運命を読み解く、技法だとい
うことですねぇ。
 そして、その技法は、未来を的中させることが目
的ではなく、今まで何があったかを見つめ、今、何
をして、これから何をすべきかを考えるキッカケで
しかありませんよぉ』
<ちっ、たしかにそうだが、占いと天気予報を同列
に扱うってのは、なにかおかしかねぇか?>
【それは何でしょうかぁ?】
<たとえばだなぁ〜。
 そうだ。
 天気予報は膨大なデータがあってそれで統計を
とって確率をだしているんだ。
 占いはちがうだろう?
 だいたい、そんなデータなんて無いはずだしな>
【まず、占いは統計ではありませんので、データは
ありませんよぉ】
<統計でもないし、データがないんじゃ同じってわ
けにはいかねぇよな>
【いいえ、それは各学問の妥当性の判断の違いです。
 占いは、統計学が出来る前に確立したノウハウです
し、統計を根拠とはしていませんねぇ。
 占星学でいうのなら、天変地異、つまり天体の動き
と地上の変化は連動するという前提のもと研究された
ものですよぉ】
<ちょっとまて、じゃぁ、確率以外で予測するってこ
とか?>
【数学的な意味での確率とは、試行において、着目す
る事象の起こりやすさを数で表現したものですよぉ。
 つまり、正6面体サイコロで1が出る確率が6分
の1は、何回も試行したとき、1が出ると期待される
回数の割合と言うことになりますねぇ。
 多くの場合、予測は確率が高いものが適用されま
すよぉ。
 一般に、確率と可能性は倒錯されやすいようですよぉ。
 予測とは、未来を推し量ることですねぇ。
 つまり、未来に対する推測だということになりますよぉ。
 予測の根拠として、確率、つまり、試行において、
着目する事象の起こりやすさを数で表現したもので、
数の多いものを適用させるのが普通であり、妥当性の
ある予測であるといえるでしょうねぇ。
 しかし、着目する事象において、数が少ないものが
ありえないとはいえませんよぉ。
 占いにおいて、様々なケースが想定されますねぇ。
 その中で、もっとりありえるケースを予測としてあ
げるはずですねぇ。
 しかし、占いにおいて、様々なケースが想定されて
いるということは、知られていませんよぉ。
 もちろん、占う人はそれを一種の才覚や直感で選択
するわけで、一つの予想しかしないわけですが、未来
が様々なケースが想定されるように、占いの結果による
解釈は、一つだけとは限らないわけですねぇ。
 ということになりますよぉ】
<そりゃ、なにか、
 占いの結果による解釈は、一つだけとは限らないっ
てことか?
 それじゃぁ、どうとでもいえるのか?
 それに、もし、今回の占いが当たらないというもの、
デタラメな結果じゃないか?>
【結果論をいえば、そういう言い方は可能ですよぉ。
 しかし、予測はあくまで予測であるということですねぇ。
 出た結果を、どのように解釈するかで、占いの判断は
変わりますよぉ】
<ちょっとまて、そんな開き直りじゃねぇか>
【そんなことはありませんねぇ】
<なんでだよ>
『まぁ、今回はここまでですね。
 続きは、次回ということで』
 次回は、引き続き、フォルスのアルクィンの疑問の
回答ということにしましょう』 

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呟き尾形の占いの話
 呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。


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