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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『さて、前回は、アルクィンの指摘があるということでしたね』 <じゃぁよ、天文学は元々占星学から派生して発展した学問だが 天文学側は占星学に根拠が無いという立場をとっているっていう じゃねぇか> 【そうなんですかぁ? でも、それは、天文学者の私見ではありませんかぁ? それとも、きちんと天文学に占星学についての見解が公式に あるのでしょうかぁ?】 <・・・それは・・・ねえ・・・> 【そうでしょうねぇ。 ところで、そもそも、天文学は、占星学の1分野で、中世ま で占星学の一部の学問が天文学でしたよぉ】 <そりゃ、中世の科学じゃしかたねぇだろ> 【なるほど、では、ケプラーの法則というのは、ご存知でしょうかぁ?】 <名前ぐらいはな> 【ケプラーの法則というのは、ケプラーが発見した惑星の運動に関す る3つの法則ですよぉ 「惑星公転の三法則」は、下記のとおりですねぇ。 第1法則/惑星は太陽をひとつの焦点とする楕円軌道を描いて公転し ている。 第2法則/惑星と太陽を結ぶ直線は一定時間に一定の面積を描く。 第3法則/惑星と太陽の平均距離の3乗は惑星の公転周期2乗に比例 する。 つまり、太陽から遠い惑星ほど一周するのに時間がかかる。 というものですよぉ。 これにより、太陽系構造が明らかにされ、コペルニクスの地動説の 裏づけができましたねぇ。 この、惑星公転の三法則は、地動説を根拠付けるものとなることも あり、世紀の大発見ともいえるものでしたねぇ。 しかし、ケプラーはこのような偉大な発見をしたにもかかわらず、 ほとんど認められることはありませんでしたよぉ。 さらには、宗教的迫害と闘いながら各地を転々としなければなり ませんでしたねぇ。 そのため、ケプラーの生涯は、貧困と不幸に満ちたものだったと いわれていますよぉ。 この惑星公転の三法則の真価は、その後50年以上たってのちに 認められることになりますねぇ。 さて、このケプラー、日本の高校ではおしえられていませんが、 占星学者ですよぉ】 <げ> 【さて、ケプラーの法則は、アイザック・ニュートンによってはじ めて認めらましたねぇ。 ニュートンが万有引力を発見する基礎となったのですよぉ】 <おお、万有引力ならしっているぜ> 【これも科学とおもいますかぁ?】 <もちろんだぜ> 【ニュートンは、もし、ケプラーの法則がなかったら、自分の万有 引力の法則もなかったと言ったといわれていますねぇ】 <そうだな> 【さて、ニュートンは万有引力の発見などで近代物理学の最高峰 に位置する人物ですが、当時、最先端の科学者であれば、占星学 などは迷信と扱われるのだが、ニュートンは違いましたねぇ。 ニュートンは、長年にわたって殆どは、オカルトの代表とされ る錬金術の研究だったといわれていますよぉ】 <デマカセをいうな> 【いえいえ、実際、ニュートンの遺稿のほとんどは、錬金術に関 するものだといわれていますし、近年、ニュートンの錬金術ノー トを競売で手に入れた経済学者のケインズは最後の魔術師という 表現でニュートンを表しているそうですよぉ。 20世紀になって、ニュートンの遺髪の分析により水銀が検出され たことはニュートンの錬金術にかける情熱を実証することとなりま したねぇ】 <うう、信じられねぇ> 【しかし、科学的な裏づけがありますよぉ さて、占星学は、天文学の発見に伴い、さまざまな対応が なされましたねぇ】 <そうなのか?> 【はい。 たとえば、天王星、海王星、冥王星の発見に伴い、占星学も それに対応していくのですよぉ】 <んが! だがな、まだいいたいことはあるんだ!> 続きは、次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。