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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『前回は、小惑星にふれたところで終わりましたが、続きはありますか?』 <苦し紛れに出しただけじゃねぇのか?> 【それでは、小惑星についてお話ししましょうねぇ。 太陽系宇宙の天体は、太陽、月、地球、その他の惑星以外にも天体がありますよぉ。 それは、小惑星と呼ばれ、その殆どは、火星と木星の間に存在し、アステロ イドという総称されていますねぇ。 その総数は約5000ともいわれ、そのうち、2000の星にはすでに天文学上の名称がつけられているそうですよぉ】 <そんなにたくさんあるんじゃ、わけがわからなくなるな> 【ええ、ですから、占星学では、小惑星のうち、比較的大きな天体である、セレス、パラス、ジュノー、ベスタ、キロンを使っていきますねぇ】 <そいつらはどのくらいの大きさなんだ?> 【比較的な大きな天体といっても5つのうち、一番大きなセレスですら、その直径が日本列島の長さに届きませんねぇ】 <そんなちっけぇ星が人間に影響するなんて信じられねぇな> 【信じるかどうかは、科学の領域ではありませんねぇ。 科学は法則性を見つけることが目的ですからねぇ。 頭ごなしに信じないといって、耳をふさぐのは非科学的な態度ですよぉ】 <んが、ふん、話をつづけろよ> 【小惑星は、太陽系が誕生した頃、原始惑星にまで成長できなかった微惑星や、いったん原始惑星にまで成長したものの、その後の衝突で砕けたかけらであると考えられてますよぉ。 中には、そのかけらが再び集まって形成された小惑星もあるようですねぇ。 とくに大きなものを除いてほとんどがいびつな形をしていますよぉ。 ですから、太陽系の天体としては、文字通り星屑のような存在だともいえますねぇ】 <そんな石っころが、やっぱり人間に影響するなんてしんじられねぇな> 【小惑星が本格的に用いられるようになったのは、やっと1970年代に入ってか らでです。 エレノア・バッハという占星術師が、セレス、パラス、ジュノー、ヴェスタの最初に発見された4つの小惑星の象意について考察しました。 その後、多くの占星術師達が、この4つの小惑星について研究を進めたものの、この4つ以外に系統だった研究は、あまり行われていません】 <なんでだよ> 【小惑星を用いる占星術師の多くは、この4つだけで事足りていると考えられているからですよぉ】 <じゃぁ、小惑星の意味とかどうやって決まったんだよ> 【小惑星の象徴するものは、惑星と同じで、天体の持つ名前から、その小惑星の象徴が割り当てられますねぇ】 <それが、今一つ信用なんねぇんだよな> 【といいますと、何を根拠とされているのでしょうかぁ?】 <いや、だから、それだけじゃ関連性が・・・> 【いえいえ、反論するなら反論するだけの根拠が必要でしょうし、それ以前に、 占星学にとっての小惑星の位置付けすらしらずに頭ごなしに否定するのは非科学的ですよぉ】 <ちぃ、そもそも、占星学の理屈を聞く前に否定するのは確かに非論理的だな> 【そういうことです。 さて、説明を続けましょう。 小惑星が日本の占星学で取り入れられたのは、セレス、パラス、ジュノー、ベスタについては、20世紀中ごろですねぇ。 ですから、それ以前の占星学は、基本的に、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体によって分析するものでしたよぉ。 この中で、太陽、月、水星、金星、火星は個人の象徴であり、火星から外側の木星、土星、天王星、海王星、冥王星は、その社会や時代の象徴であり、その人個人を取り巻く社会的な状況を表すとされていますよぉ】 <なんで、火星から外側の星が社会や時代の象徴なんだよ> 【それは次回にお話ししましょうねぇ】 『続きは、次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。