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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『前回は、小惑星のパラスでしたが、今回は、次のジュノーについてでしょうか』 【はい〜。そうですねぇ。 ジュノーは、ベスタ、セレス、パラスを含めた4つの小惑星の中で、もっとも小さな天体ですよぉ】 <どのくらい小せぇんだ?> 【直径が約234キロメートルですかねぇ】 <ぶは、小せぇなぁ> 【何度でも説明しますが、占星学においては物理量よりも、地球とその天体の位置関係が重視されているので、小さいから影響がないという観点はあまりありませんよぉ】 <あ〜、わかったわかった、そーだったな・ だが、小惑星ってのは他にいっぺぇあるんじゃねぇのか?> 【もちろん、ジュノー、ベスタ、セレス、パラスの他にも多数の小惑星が確認され、ジュノーよりも大きな天体が少なからず発見されています】 <ちょっとまった。 それじゃ、なんでジュノーだけが注目されんだ?> 【それは、ジュノーが小惑星のうちで、3番目に発見された小惑星で、1804年には、すでに人類に認識されていたからですよぉ】 <知っているやつが多いのが重要ってことか> 【そうですね。 さて、1804年といえば、フランスでナポレオン法典が制定され、それまで無視されていた女性の権利が認められた年ですねぇ。 また、ローマ神話によると、ジュノーは、クロノスとレアの娘で、ギリシア神話では、ヘラにあたり、ジュピターの妻とされていますよぉ】 <それがどうした> 【 ジュピターはギリシア神話のゼウスに当たる、神の神といわれている全知全能の神ですが、このゼウスは、浮気な神で、たくさんの女神やニンフ、 人間の情勢との間に子供をつくりますねぇ。 ゼウスの正妻のヘラは、ゼウスの浮気によって生まれた子供たちに制裁を加えますわけですねぇ】 <だから、それがどうしたんだ?。 【占星学上のジュノーは権利を示すと考えられていますよぉ】 <ジュノーは、女神だし、ゼウスの妻だから、妻の権利を象徴するってことか> 【はい。 特に、正妻たらんとする妻とそれ以外の女性との争いに関する事柄を表しており、ジュノーのあらかたで、その人が権利を主張するのに対して、どのような状態にあるのが判断できるとされていますねぇ。 さらに、ゼウスの象徴する木星は、法律や社会的にみとめられた結婚を表すとされていましたが、特に結婚の権利を司るのがジュノーだとされていますねぇ。 また、ジュノーは、離婚に対する法的な問題や権利をも意味すると考えられていますよぉ】 <だから、ジュノーは権利を象徴するってことか> 【はい。 元来の占星学では、離婚に関する星はありませんでした。 同様に、人類の社会でも、離婚というものは、それほど一般的なものでもなく、結婚制度の中では、妻の権限はそれほど強くありませんでしたよぉ】 <それはなにか、発見された年代と女性の権利が意識された時期が似通っているとでもいいたいのか?> 【そのとおりですよぉ〜。 その他、男性にとっての妻のタイプは、その母親を表す月と同一視されてきましたが、ジュノーによって、つきの象徴であった妻の部分を意味する新しい星と考えられますよぉ】 <ちぃ〜、一応筋は通っているじゃねぇか> 『続きは、次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。