ホーム > 目次 > 占いが非科学的だと思う方へ > メールマガジン占いが非科学的だと思う方へ
占いが非科学的だと思う方へ
質問等は、占いが非科学的だと思われる方へ 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)
|
★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『今回は複雑系についてですかね』 【そうですねぇ。 まず、複雑系とは、相互に関連する複数の要因が合わさって全体と してなんらかの性質を見せる系であるのにもかかわらず、その全体と して関係性が明確にわからないもののことですよぉ』 <よくわかんねぇな> 「つまりですねぇ。 全体として関係性が明確ではありませんがぁ、しっかり関係が連動 しているような結果がでるという意味ではですねぇ、まさにブラック ボックスといえるわけですねぇ】 <だからなんだよ> 【ですからぁ、占星学も一種の複雑系的なブラックボックスだとみた てられませんかねぇ】 <こじつけじゃねぇか?> 【いえいえ〜。 複雑系は、複雑な系のうち、ある部分について、その内部にさらに 多くの構成要素があり、それらが複雑な相互の関係を持っていて解析 が難しい場合、それらを解析することをあきらめて、その部分全体の 入出力だけを考える場合がありますよぉ。 これも一つのブラックボックスで、占星学もそうしたかんがえかた ですねぇ】 <あん? どういうところがだ?> 【占星学では、前から説明している通り、天体の動きと地上の現象が 連動しているという前提のもとに研究されていますねぇ】 <まぁ、そういっているが、おれは、そんなの信じられねぇぜ。と、 ずっとずっといってるぜ> 【ええ、で、そのつど、天体の動きと地上の現象が連動していると いう前提のもとに研究されていますよぉ〜とお話していますねぇ。 で、その前提はいわゆるブラックボックスとして考え、いったん 保留するわけですねぇ】 <おいおい、都合よくそんな風に言い逃れをしてるだけじゃねぇの か?> 【いえいえ、占星学に限らず、生態系の研究において、微生物がか かわる部分については、詳細な発見、量の把握や、定義づけ、動き を把握することが困難ですねぇ。 そこで、それらをまとめてしまう扱いが行われますねぇ】 <そりゃ、具体的にどういうことだ?> 【具体的には、池の水を一定量採取し,光を当てたときの酸素発生量 をもって植物プランクトンの光合成量を観測しますねぇ。 このとき、1つ1つの植物プランクトンの光合成の量を計るのではなく 池の水の一定量に植物プランクトンがいると考えて、光と言う インプットに対し、酸素発生量というアウトプットで物事を推し量る ということですねぇ。 あるいは、土壌の酸素消費量で土壌微生物の呼吸量と考えるなど、 詳細のプロセスはいったん保留しているわけですねぇ。 これは、詳細に研究されたというよりも、その部分全体の入出力 だけを考えているわけですねぇ】 <それは、植物プランクトンや微生物がいるってことでいいじゃ ねぇか> 【いえいえ、細かいことを言ってしまえば池の中の水に植物 プランクトンしかいないわけではありませんよねぇ。 他に呼吸する微生物がいないなんて調べていないわけですから ねぇ。 また、一般に、土壌の微生物は、落ち葉や老廃物、あるいは 死骸などを分解する役割を担っているとされていますが、寄生性、 捕食性の微生物も存在するので、土壌の微生物を分解者と位置づ けるには無理があるんですねぇ。 でも、、それらの働きを総合して死んだ有機物を消費分解して いるという把握をしたのが「分解者」という表現になるのであって、 これもブラックボックス化の1つともいえるでしょうねぇ】 <あ〜、わかったよ、科学でもブラックボックスを適用 しているっていうことはわかったよ。 だが、占いのブラックボックスは今一つ信用なんねぇん だよな> 『続きは、次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。