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占いが非科学的だと思う方へ
質問等は、占いが非科学的だと思われる方へ 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『前回は、二重盲検法について議論をしましたね』 【ええ〜。そうですねぇ。 どんな技術であっても、常にプラセボ効果といったような現象は発生しえますねぇ。 しかし、それは、最初からプラセボ効果を期待したものでないことは自明ですねぇ。 となれば、プラセボ効果の可能性をもって、その技術が非科学的であるという指摘については不適切であることは、前回説明した通りですよぉ〜』 <だがよ、薬品の治験は二重盲検法をつかっているぜ。 これは、治験において、観察者バイアスを取り外すことを目的として、客観的な医薬品の効果を確かめているぜ> 【そうですねぇ。 観察者バイアス、あるいは、観察者効果または観測者効果という用語は、文脈によって様々な意味がありますが、ここで言う観察者バイアスは、どんな意味でのべていらっしゃいますかぁ〜】 <つまりだな、科学を利用する際、つねに、プラセボ効果っていうのがあるわけだ。 で、実験において、そうしたプラセボ効果は排除しておくべきだ。 占いは、そうしたことはしてねぇだろってはなしさ> 【なるほどぉ。 医薬品などは、プラセボ効果の可能性は常にあるから、客観的な医薬品の効果を知る為に、二重盲検法を使うことで、プラセボ効果を排除するような手法を使っているけれど、占いはそうではないと、そうおっしゃりたい訳ですねぇ】 <おうよ> 【たしかに、具体的に、二重盲検法はつかっているという話は、私はしりませんねぇ】 <どうだ、まいったか> 【でもぉ〜、二重盲検法をつかっていないから、非科学的だという指摘は飛躍がありますよぉ】 <なんだと?> 【たしかに、検証において、プラセボ効果は避けるべき事象ですねえ】 <だろ> 【しかし、プラセボ効果そのものは、主観的な現象ですから、再現性という意味ではないことになりますよぉ】 <あん?> 【つまり、人によって効果がことなるということであることに加え、かなりませんし、当然、プラセボ効果が生じるわけではないということですねぇ】 <まぁ、そりゃそうだな> 【この時、複数の観察者がいれば、複数のプラセボ効果が発生するわけですが、占星学などは、結果や解釈については、ある条件の場合についての解釈などを共通した結果が、現在の占いのノウハウであるということですねぇ】 <ということは、複数の人間による解釈や検証が行われていって、共通部分をまとめているから、単発的なプラセボ効果は自然と除外されていくってことか> 【はい、おっしゃる通りですねぇ】 <だ、だがよ、観察者が見出すことを期待している行動を強調しすぎて、それ以外の行動に気づかないってことはあるんじゃねぇか!> 『観察者バイアスですね。 それについては次回ということで』
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呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。