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占いが非科学的だと思う方へ
質問等は、占いが非科学的だと思われる方へ 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『今回は、どういった話題についてお話しましょうか』 【では、今回は私からぁ〜】 <お、めずらしいな> 【まあ、たまにはねぇ〜。 さて、今回から科学的方法というものはどういったものか、お話したいと思います】 <んなことたぁわかってるぜ。 科学者が研究し正しいと認めたものなら科学的だぜ> 【いえいえ、誰が認めたかどうかではなく、科学的手法とは、どんな手法ですかと言う意味ですよぉ】 <あん?> 【つまり、科学者が研究して認めるとはどういうことですかねぇ。ということですよぉ】 <あったりめえだろ、科学者って言えば科学の専門家さ、専門家が> 【では、科学者はウソを言わないし、絶対ミスをしないと言うことですかぁ?】 <ミスをするかもしれねぇが、ウソをいうなんてことはねぇだろ> 【では、科学者の研究の手法に一定のルールもないということですかぁ?】 <い、いや、それはあるだろ> 【ですよねぇ。 その意味において、科学的方法とは、物事を調査し、結果を整理し、新たな知見を導き出し、知見の正しさを立証するまでの手続きは決まってなければいけませんよねぇ】 <お、おうよ。だからこそ、専門家ってことさ> 【で、この時は、一定の基準を満たしているかどうかということですよぉ】 <一定の基準ってのはなんだよ> 【まず、科学というものにおいて、絶対必要なものがありますよぉ。 公理です。この公理が前提となりますねぇ】 <何言ってんだ、科学は宗教じゃねぇ。 公理ってやつを信仰するわけがねぇだろ> 【もちろん、科学者は、公理を信仰せよ、というのではありませんよぉ。 科学的であるためにどうしても必要なものであるということですねぇ】 <じゃぁ、公理ってなにさ> 【公理とは、証明する必要のない、明らかに自明な法則のことですねぇ。 そして、論理や学問が成立するためには、このような公理がなければ成立しませんねぇ】 <たとえば、数学なら、2つの点が与えられたとき、その2点を通るような直線を引くことができるというものです】 <そりゃ、2つの点を線で結べばいいだけだから当たり前じゃねえか> 【そうです。 公理とは、証明する必要の無い明らかに自明な法則だということですねぇ。 他にも a=b なら、a+c = b+cである。 どんな自然数に対しても、その数の次の自然数が存在する。 といった、数学のルールをしっかり根拠づけるものです】 <まぁ、たしかに、a=bってことは、aとbは同じ数字だからな。cがどんな数だろうと同じ数と足せば同じになるわな。 自然数は無限に続くってことで、そうじゃなければ数学は成り立たないものな。 証明する必要がないくらいの自明な法則だ> 【そのとおりですねぇ でも、本当に2つの点を線を結ぶ時、数学でいう直線はひけません。たとえ、定規で線引きしても、数学でいう直線、 つまり、直線とは、どこまでも限りなく伸びている線ですが、人間が引く線は限界がありますねぇ。 つまり、現実に存在しないのだからいくらでも疑えるものなんですねぇ。自然数も、だれも無限に続く数を証明できていません。たんなるルールですねぇ】 <そりゃ、占いのルールも疑う事ができるってことか> 【まぁ、そんなところですねぇ。 ともあれ、科学的方法において、疑ってはいけない公理やルールといった前提が必要不可欠であるということですねぇ】 『続きは次回ということで』
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呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。