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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『前回は定量化を過度に重視することのデメリットについて、お話 しました』 <まぁ、定量化を過度に重視するってのは、議論の肝からそれる ってことはわかったが、だからといって定量化を軽く見ちゃいけねぇ だろ> 【そうですねぇ。 今回から、そもそも、科学的な方法というのは、どういったもの なのか、立ち戻って議論するのは、どうでしょうねぇ】 <望むところだ> 【まず、科学的な方法というのは、未解明な対象に関連性、法則を見 出し、立証するための体系的方法であることは異論ありませんよねぇ】 <ああ、問題ねぇ> 【このとき、未解明な対象というのは、事象としては認識されている けれども、法則性が未解明なものということですねぇ】 <ああ、そういった未解明なことを実験や観測で解明するってことだ ろ> 【はい。 言い換えれば、科学的な方法というのは、断片化された散在してい る雑情報を体系化し、新たに実験や観測をする方法だということがい えるでしょうねぇ。 さて、科学的方法に関する指針については、時代や様々な立場によっ て変化しますが、見解が調査、論証、あるいはそれらの手法が、科学 的であるために必要な要件として、証拠、推論過程、結論に関するい くつかの特徴、及び調査手段におけるいくつかの特徴に関して、ある 程度の共通理解がありますよぅ。科学的な方法の古典的な基本は、17 世紀にデカルトが方法序説で示した原則がありますよぅ。明瞭判明の 規則、要素分解、具体から抽象へ、総合というものですねぇ。 <明瞭判明ってのはどんな意味だ?> 【明瞭判明の規則は、明らかに真理と認められたものだけを判断の 基準とするということですねぇ。デカルトといえば、方法的懐疑で 有名ですが、明確でないものを疑えるものとし、明確に正しいと認 められたものだけを判断基準にするということですねぇ】 <要素分解ってのはなんだ?> 【要素分解は解決可能な要素に分解して考察することで、客観的な 分析することですねぇ。】 <このときに定量化するってことだな> 【定量化が可能なものはそうですねぇ。 で、具体から抽象へというのは、単純なものが明確になったら、 複雑なものへと順番に認識を整理するということですねぇ】 <最初から難しくしちゃいけねぇってことだな> 【はい〜。そして、総合として、見落としがないことを十分に確か めて、完全な列挙と再構成により全体を再構成するわけですねぇ】 <間違えとは言わねぇけどよぉ。17世紀って昔のことだと、なん つうか、古くねぇか?> 【確かに、17世紀に提示されたというのはそういった印象を持つ かもしれませんが、時間と正しさは関係ありませんよぉ。というよ りも、昔から言われていることで現代でもこうして提示され続けて いるということは正しいからこそ、というものでしょうねぇ】 『はい。今回は、ここまでにしましょう。 続きは次回ということで』
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呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。