マグニチュードπ 息子の地震体験
★★★ここから★★★
013 一通り片付け、避難場所の公民館へ。 #MAGNITUDE_P
014-1 妻、息子、Aさん、Bさんと合流も、津波でお寺にへ避難指示をうけたそうだ。予想よりも津波が大きいということ。つまり、想定以上の津波であり、規格外の津波だということに息をのむ。 #MAGNITUDE_P
014-2 いったんお寺に避難して、妻が息子から聞いた話を話してくれる。息子は、地震の時、近所の子供たち2人と下校の途中だった。 #MAGNITUDE_P
014-3 突然揺れる地震に、息子は子供たちの中で一番年上だったことから、年下の子供たちを励ましていたという。 #MAGNITUDE_P
014-4 もちろん、息子自身は怖くて泣きだしそうだったそうだが、怖がっていてもはじまないと自分に言い聞かせていたそうだ。普段は甘えん坊で幼いとおもっていた息子がしずつでも成長していたと感じ、勇気づけらられた。 #MAGNITUDE_P
014-5 とはいいつつも、妻や自分と合流すると、妻にひっついて怖がっていた。息子には悪いし、不謹慎ではあるが、内心ほほえましいと思えた。 #MAGNITUDE_P
★★★ここまで★★★
東日本大震災は、被災地すべての人が体験した大地震だ。
当然、息子も被災しているわけで、心配であったが、さまざまな要素が息子とすぐに合流できた。
地震の前に雪が強く降ったことは、私と息子にとっては幸運だったといえたかもしれない。雪がふったことで、息子の友達の母親の車に乗せてもらっていち早く合流できたからだ。
さらに、息子の通学路は、山道で、あの地震で崩れなかったというのは幸運だった。
崩れなかった要素に、宮城県北部地震でがけが崩れないように治山事業が施されていたことがことがあったと思う。
それにしても、すこし頼もしく思えたのは息子の震災時の対応だった。
下校途中、自分が一番年上だとおもって、怖くても、下級生を励ましてのりきっていたということだ。
正直、サッカーでもそうしたことが苦手な子供だとおもっていたが、今回の震災でそうしたことができたというのは、親ばかかもしれないが、成長したのだなと思える。
もちろん、父親である私と、母親である妻と一緒になったとたん、甘えん坊になったわけだが、それでも、自分の息子が頼もしいと思えた時でもあった。
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