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マグニチュードπ 原発事故



 

マグニチュードπ 原発事故


★★★ツイッターに呟いた、マグニチュードπ★★★

★★★ここから★★★

186 震災してから福島の原発が被災し、冷却できないという噂を聞く。ラジオでは聞いていたものの、頭の中で地図を描き、規模にもよるが、当面は大丈夫だろうと思った・・・甘かった。  #MAGNITUDE_P

187 ラジオでは、宮城県のニュースよりも、隣県の岩手県の被災地のニュースと、同じく隣県の福島の原発のニュースが繰り返される。宮城のニュースが欲しかった。  #MAGNITUDE_P

188 何度も繰り返される福島原発のニュースに、女川原発はどうだったのか気になった。 #MAGNITUDE_P

189 ラジオでは、福島原発の事故は、規模としてスリーマイル原発事故とチェルノブイリの間くらいだろうといった専門家の見解が話されていた。ただ、事故処理が津波の被害で長引くと被害は広がるだろうという話があった。 #MAGNITUDE_P

190 宮城のニュースがほとんどないのは、取材すらできないほどひどい状況なのだろうかと不安が煽られる。 #MAGNITUDE_P

191 何度も繰り返される原発のニュース。新しい情報が入ってこないし、ラジオの電池も切れる心配をすると、どうにも不安が深まる。そんな時、水素爆発のニュースがはいってきた。 #MAGNITUDE_P

192 水素爆発自体の被害よりも、おそらくは、その爆発で放射性物質がチリとなった大気に巻き上げられた可能性が高い。自分が聞くニュースは本の端々だろうから、水蒸気爆発だけでもないだろう。となればかなりの量が大気に放射性物質が大気にでたと考えるべきだろう。 #MAGNITUDE_P

193 放射性物質がチリとして巻き上げられるのは、体内に取り込まなければ大丈夫だったはず。いわゆる、劇薬として考えよう。たしか、服や皮膚に付着した程度では大丈夫なはずだ。そう自分に言い聞かせ、パニックにならないように気持ちを落ち着かせる。 #MAGNITUDE_P

194 パニックの対策は正しい知識と情報だ。だが、それが一番ないのが被災地だというのがなんとも皮肉なものだ #MAGNITUDE_P


★★★ここまで★★★


 
  話は遡り、震災当時の原発事故についての所感を呟いた。
 原発については、原発事故前からネット上で議論をしたり、ニュースについてまとめていたりした経緯もあり、そこそこの知識はあった。
 それだけに、今回の福島第二原発の事故の凄まじさは、その事故を知った時、未曾有の惨禍であることはすぐに分かった。
 もちろん、詳細の情報などない。
 ただ、津波で冷却装置の予備電源まで機能しなくなったという話を聞けば、対処次第で、チェルノブイリ原発事故どこれではない被害が出るだろうとは予想できた。

 とはいいつつも、その事故の一方が入るまで、正直、震災当時、原発事故のことなど頭をかすめることすらなかった。
 そういう意味では、原発の安全神話を信じていたということになるのだろう。

 それにしても、原発事故という大惨事の政権が、民主党政権、それも菅内閣であったことは、悪夢以外の何物でもないし、もう、原発事故の対処がまず過

ぎてチェルノブイリの原発事故以上の原発事故になることは容易に予想できたわけで、この時点で、被災地にいること自体が問題であること、放射性物質が常にばら撒かれているこの事態に恐怖した。

 後日、政府発表は、直ちに健康被害に及ぶことはないとくりかえしていたが、放射能による健康被害は、大抵ずっと先のことなのだから、安全かどうかとはまた別のことだ。そんな詭弁ばかりいって責任逃れする政権が正しい対処することができるわけもなく、恐怖は加速する。
 なんとも最悪だ。
 とはいいつつも、恐怖に混乱しパニックすることなく、最悪なりに対処するほかないわけだが・・・・。



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