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食料・農業・農村基本計画
 第13回 わかりやすく、実践的な食育の推進

 


こんにちわ。呟き尾形です。

 わかりやすく、実践的な食育の推進

●様々な関係者と連携した国民運動の展開
 だそうで、何でも食について、国民を教育しようというもののようです。
 いわゆる食育です。
 内容としては、
 ・食について、自ら考えることができること。
 ・食について、判断できる能力を養うこと。
 これを行うために、主に連携をとる分野は、
 教育。
 医療。
 食品加工
 外食
 だそうです。

 上記の分野を中心に、食育を国民的な運動として推進する事を目的とするようです。

 たしかに、食育が浸透すれば、フードファディズムのようなことはなくなります。
 フードファシズムとは、主にマスメディアによって、 特定の食品や栄養素について、健康への有用性や有害性を過大に評価するような考え方のことです。
 具体的には、TVなどの放送によって、にがりダイエットが効果ありとなると、にがりの効果を過大に期待したり、健康に良いとされる食品ばかりを食べたり、特定食品の健康への善し悪しを単純に決めつけるような行為のことをいいます。

 本来、食について正しい知識をもっていれば、フードファディズムという現象そのものは起きません。

 さらに、消費者が正しい知識を持つことによって、より品質の高い食品が選ばれる事になるので、農業においても高い品質のものがより、高い価値を与えられるわけですから、生産者側のモチベーションの維持にもつながります。

 上記のような理由から、食育を推進する。
 というのは、大変いい事だと判断できます。

●フードガイドの策定と活用
 残念ながら、現在、国民一人一人は、食生活の問題点を把握しているとは言いがたい状態です。
 ですから、一つの目安として、フードガイドが有効だと考えられます。
 これは、
 ・健全な食生活に向けた具体的な行動に結びつけるような資料
 ・適正な食事の摂取量の資料
 という、フードガイドの策定が必要になります。

 もちろん、策定にとどまれば、無駄ですから、フードガイドが外食のメニュー、小売店などの売り場、食品の包装なでも活用させられるようなそんな活躍を期待されています。
 しかし、問題は期待しておわれば、活用したことにはなりません。
 むしろ無駄です。
 フードガイドをどのように広めるのか、具体的な施策が求められるのですが、資料にないところが不安です。 

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