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食料・農業・農村基本計画
 第14回 地産地消の推進 

 

 

 

 

こんにちわ。呟き尾形です。

●地産地消の推進
 地域における地産地消計画の策定促進
 地産地消とは、地元生産−地元消費の略語です。
 意味としては、その地域で生産したものは、その地域で消費するという造語です。

 地産地消は、消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取組みとして期待されています。
 これは、消費者には生産者の顔が見え、話ができる関係を、地域農業者には、新たな需要を、地域経済には、活性化の機会を提供するということにもなります。
 各地域において、取り組むべき次項目や目標等を明らかにした実践的な計画の作成を促進するそうです。

 地産地消は、簡単にいえば、地域で自給自足をするというイメージになります。
 実際、現代の日本社会における悲劇は、生産者と消費者のパイプが無いために、生産者は消費者のニーズが聞けず、消費者は農作物の正しい知識がえられない。
 という点があります。
 逆をいえば、生産者と消費者のパイプさえ上手くつなぐことができれば、現在の日本の農業の問題点、日本の食糧の問題点はかなり大きく改善できるといえるでしょう。
 その一つの方法として、地産地消があげられます。
 消費者も地元で生産されいるとなれば、生産している現場を気軽に見ることもできますし、コミュニケーションもとりやすくなります。

 地産地消は、単に生産と消費の流れを作るだけではなく、日本が抱えている、農業に対する誤解と無関心という致命的な問題点を改善する一つの足がかりになることが期待できます。

 ただ、各農家は、できることなら、販売を他者に委託することなくできるだけ、直接消費者と接するようにしなければ、地産地消による問題改善は期待できません。

 できることなら、農作物販売ルートを農作物販売NPOや、地元市場という形で生産者が直接消費者に販売することが好ましいと思われます。

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