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小説を書こう!
第35回
 修辞法について あざけり法 毒舌法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★

ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、表現技法の紹介。だったよね。
 えっと、一覧表でみると、あざけり法、毒舌法だね。
 なんだか、クニークルス君が得意そう」
 インクレディビレ! 信じられない!(゜ロ゜ノ)ノ
『まぁ、本人が気がついていないだけかもしれませんので、、まず
あざけり法、毒舌法とは、どんなものか軽く説明します』
「はーい」
『まず、一般に日本語において、他人や物事を直接批判することは
好まない傾向にあります。
 それが原因と思われますが、日本語の語彙において、あざけりや、
悪口はそれほど多くはありません。
 また、洗練され罵倒の文章というのもめったに見かけることもな
いというのが現実です』
「洗練された罵倒ってのも変な話だよね」
 でも、あざけりや毒舌も、重要だよ。
 なにせ、世の中、批判の応酬だもの。
 だったら、相手が思わず言葉を失って、第三者がうなづくような
悪口文章をさらりと言ってのけるのは、批判社会では必要なのさ。
「あ、なんかさりげなく、人間社会の悪口いってない?」
 はは、ばれた?
『おっほん、それでは本題に入ります。
 レトリック(修辞学)の用語において、痛烈な言葉であざけりや、
非難を示す方法をあざけり法と言います。
 英語ではサーカズム、語源はギリシア語で”こっぴどく言う”と
いう意味のサルカスモスといわれています』
「なるほど、批判は批判でも痛烈な批判ってことだね」
『そうですね。普通に批判していては、痛烈にはなりませんし、効
果もあまりないでしょう。
 批判に対して、”それがどうした”と相手に居直られては、批判
の意味もありません』
 インファッテ! なるほど。だから、相手に居直らせないための
痛烈な批判ってことだ。
『その通りです。
 特に、小説において、主人公を黙らせたり、悪役を追い詰めると
きに効果的な表現技法といえるでしょう』
「あ、そういえば、このメルマガは小説を書くためのメルマガだ
ったんだよね」
『そうですよ。って、どういう意味?』
「いや、とくに、深い意味は」
 まぁ、まぁ、シニョール呟き尾形、細かいことは気にしないで、
続き、続き!
『そうでした。
 さて、このあざけり法は、表現が洗練されていることが第一で
す。洗練されているというのは、綺麗という意味よりも、ピシャ
リと的を得た言葉を手短に言わないと効果は半減します。
 そうすることによって、相手に考えさせる余地をあたえず、相
手の言葉を失わせることができます。
 基本的には、相手が主張していることを、相手に当てはめると
効果的です』
 インファッテ。なるほどねぇ。
「じゃぁ、次の毒舌法は?」
『毒舌法は、あざけりよりも強い非難になります。
 ストレートに無作法な言葉をあくどく言うという表現技法では
ありますが、これは諸刃の剣といえて、失敗すると、書き手の品
性が疑われて、言葉そのものに説得力を失わせることがあります
ので、注意が必要です』
 でも、小説なんかじゃ、悪役にわざと言わせるっていうのも
ありってわけだ。
『はい。
 逆に、多くの人が抱いているであろう、不満を主人公にスト
レートに言わせる。というのも一つの方法でしょう。
 基本的に、毒舌法を使うコツは、激しく非難する単語を使い
つつ、やんわり言うと、本人の品性が疑われることは少なくな
るでしょう』
「たしかに、激しく非難する単語を、激しく非難したら、表現
法ってわけでもないものね」
 たしかに。
 っと、今回はここまでだね。
 じゃぁ、残るは、
 ・対象法、対句法
 ・漸増法、漸降法
 ・引用法、繰り返し法
 ・擬人法、擬物法
 ・空想法、現在法
 ・疑問法、倒置法
 ・省略法、断除法
 ・誇張法、矛盾語法
 ・緩叙法、えん曲法
 ・形容語句法、美称法
 ・警句法、音韻法
 と、あります。
 それじゃぁ、アルデベルチ


 




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