★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』 《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ( ^0^)σ》
「前回は、三幕構成で、プロットポイントについてだったよね」 『はい。 前回では、小説で疑似体験するような非日常性には興味はあるけれど、
実際体験する気にはなれませんよねというところでいったん終了でした』 「たしかに、非日常性には興味はあるけれど、実際体験するってのはちょっ
と」 『そうですね。 ともあれ、事件が起きる時は前触れがある事がほとんどですし、唐突
に事件がおこるよりも、事件の前触れを強調したほうが、その事件の必 然性と説得力が得られます』
《でもでも、それだと、予想通りで面白くないのだ(σ`3´)σ》 『そうですね。
読者にあれが起きるだろうと期待させておいて実際は違う事が起きる、 これが物語的には王道です』
いい意味で、期待を裏切るってことだね、シニョール呟き尾形 『そうですね。
そのために、さまざまな技術があるわけですが、それぞれの幕の終わ りごとに意外性のある展開でつなぐわけです。
このとき、観客をストーリーに入り込ませ、最後まで飽きさせないし くみが三幕構成だといえるのでしょう』
「仕組みってことは、3つそれぞれ効果があるわけだよね」 『そうですね。一幕で主人公の目標がしっかり設定されることで、読者
にそれに感情移入できるようにし、主人公の目的の達成してほしいと思 うようにすることで、続きが観たするわけです』 じゃぁ、第二幕の役割は?
『二幕で主人公が色々と葛藤する姿を観て、目が離せなくなります』 《ふに、だいさんまくはどーなのだ( ̄o ̄ ̄ 3)ん? 》
『三幕で、ストーリーが意外な方向に進んで、物語の結末まで読者をひ きつけます』 「なるほどねぇ。
でもさ、なんか、小説ってもっと自由なものだと思ってたよ」 『もちろん、形式にとらわれること自体はよくないことですし、自由で
いいのですが、せっかく小説を書くのですから、面白くする技術として 知っておいて損はないと思います。
さて、この三幕の割合ですが、おおむね、一幕2割、二幕5割、三幕 2割を意識して、プラスマイナス1割の比率を参考にするといいでしょ う』
「二幕で半分くらいなんだね」 『もちろん、1話完結ではないものもあります』 連載物ってことかな。シニョール呟き尾形。
『そうですね。 長期連載物は一編を一つの物語と捉え、一話一話はサブプロットで作っ ていく事になります。』
「連載は、次回も読んでもらえるようにするのに、興味をきらさないよう にしないといけないものね」 『そうですね。
つまり一話の構成は前回の終わりに提示されたサブプロットが解決する といった流れです』
で、メインプロットを少し進展させるわけだね、シニョール呟き尾形。 『はい。
もちろん、サブプロットの終わりは、次回で解決されるサブプロットの 発端を終了間際に発生させる。の繰り返しになります』
それじゃ、アルデベルチ。
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