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林星塾 小さな礼儀作法



 

 

クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
『呟き尾形』:メールマガジンの発行者
《めぐたん》:スペシャルゲスト 魔女っ娘。
(フェブレーロ):今回のゲスト 


※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。

林星塾 小さな礼儀作法
http://homepage2.nifty.com/SON/ss/rinnseijuku002.htm

 

 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ
ヾ(@^▽^@)》
(はじめまして。フェブレーロと申します)
「フェブレーロさんは、林星塾の生徒なんだよね?」
(はい。その通りです。林星塾は、民族を問わずに生徒を募っていて、私はトルファン人です)
《とるふぁん?》
(プエルギガスには12の民族のトルファン人です)

『トルファン人は、バランの民とも呼ばれ、農耕民族できわめて頑固でまじめだが、快楽主義で有名な民族です

 
まじめで快楽主義って変じゃない?
「なんか、イメージつかないね」
(私が言うのもなんですが、美しいもの、調和のとれたもの、美味しいものなど、五感でふれられるものに価値をおいている民族ですね)
『 トルファン人は、温和で堅実な性格で、何事も無理をしようとしないが、所有欲が旺盛で、手にいれたいものを蓄積し堅持しようという欲望には激しいものがある。美しいものを愛好し、官能な刺激を与えるものを喜ぶ心が強いですね。
 また、決定は遅いが、計画実行の決心がつくと、頑固なまでの堅忍不抜の意志力で物事を推進させる。物質に対する執着心は激しい民族です。』

《いきなり、べらべらと。
一気に言われてもわからないのだ(∴`┏ω┓´)/コラァー!! 》
(われわれにとっては、当たり前なんですけどね。
 変わってますかね?)

「まぁ、そういう価値観の民族だったら、それが普通かも」
 そうだね。ムーシコス君。
「ところで、どんな話なの?」
『林星塾、小さな礼儀作法は、塾生のフェブレーロが、雷人イロルに対する不満を林星康に相談することからはじまります』
《なやみそーだんしつだヽ(^◇^*》
(そうなんです。
 イロルときたら、酷すぎますよ。
 何をするのにもがさつ過ぎます。
 たとえば、食事のときの音・・・)
《むむ、なんだか、単なる愚痴のような(-"-;)ムム・・・》
『さて、林星塾、第二話、小さな礼儀作法楽しんでいただければ幸いです』
 それじゃアルデベルチ。

 




 

 

 

 


 

 

 

 呟き尾形 2015年4月5日 アップ


 


 

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