ホーム > 目次 > 呟き尾形の哲学講座

呟き尾形の哲学講座
第33回 アリストテレス 幸福論1

 

 

 

 

 

 

 

 

登場人物紹介
『呟き尾形』:講師・・・のはず
クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
《めぐたん》:魔女ッ娘。生徒
【フォルス・テッセラ】:オチこぼれ占い師
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人


★★★
★★★
「こんにちわ。呟き尾形の哲学講座の生徒のムーシコスです」
 こんにちわ。同じく、生徒のはず・・・のクニークルスだよ。
《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ》
【こんにちわ。なぜかここにいるフォルスですよぉ】
『こんにちわ。講師の呟き尾形です』
 幸福ってなんだ〜っけ、なんだ〜っけ・・・。
『幸福。そうです。今回はアリストテレスの幸福論についてです!
 アリストテレスにとっての幸福とは、神の生活へ近づくことでした。
 アリストテレスにとっての神様は、天体の運行の原因だということです』
《なんでなのだ?》
『神様は自分以外の何者にも煩わされることなく、ひたすら思索にふける完
全な理性的な存在だからです』
「でも、神様って僕会った事無いよ」
【まぁ、そうですねぇ。もしかしたら、神様というのは、その人を選んでい
るのかもしれませんねぇ】
《だったらめぐたんは選ばれているのだ。トイレットペーパー、コピー紙な
んでもござれなのだ!》
 い、いや、めぐたん。その紙じゃなくて・・・
《( ̄▽ ̄;) いや、勘違いしたのだ。ほら、めぐたんの頭にも、ムーシコス
の頭にも、フォルスの頭にも、呟き尾形はちょっと薄いけどあるのは見える
のだ》
 あはは、確かに!
『薄いというのは余計です!(T△T )
 もう付き合ってられません。強引に進めます!
 アリストテレスは天体は神に憧れて動くと考えました。従って、神は自ら
動くことなく他を動かすもの「不動者」であると考えたわけです』
【アリストテレスにとってその「不動者」が理想であったわけですねぇ】
「ふ〜ん、それで?」
『アリストテレスは、その理想に基いて幸福に3つの段階をつけました』
 つまり、幸福というのは理想の達成だからだね。
『はい、そのとおりです。一つは”享楽的生活”二つ目は”政治的生活”、
最後に”観想的生活”です』
《京洛的生活に、省字的生活に、乾燥的生活? なんだか幸福とかけ離れて
いそうなのだ》
 ちがーう凸(●―●メ
 享楽的生活は、欲望の満足や快楽を追及すること。
 政治的生活は、名誉と正義を追求すること。
 観想的生活は・・・なんだろうね?
「そういえば、あんまり聞かない言葉だよね」
【真理を追究することですよぉ】
『話はそれましたが、アリストテレスは、享楽的生活、政治的生活、観想的
生活の3つの幸福感がバランスよく実感できることが人間の幸福、中庸の徳
と考えました』
【ちなみに、この考え方はヘレニズムの哲学により、さらに深く掘り下げら
れることになりますよぉ】
《ちょっと、まつのだ。享楽的生活は、なんとなく幸福だなぁ。と思うけど、
なんで政治的生活が幸福なのだ?》
『なるほど。それについては、次回にしましょう』
 次回は名誉と正義を追求するとなんで幸福なのか。についてだね。
 それじゃ、アルデベルチ

★★★

前へ     次へ  

質問、感想などは 、呟き尾形の哲学講座 掲示板に書き込みしください。

 

目次へ戻ろう