登場人物紹介 
      『呟き尾形』:講師・・・のはず 
      クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず 
      「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。 
      《めぐたん》:魔女ッ娘。生徒 
      【フォルス・テッセラ】:オチこぼれ占い師 
      ※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人
       
      ★★★ 
      「こんにちわ。呟き尾形の哲学講座の生徒のムーシコスです」 
       こんにちわ。同じく、生徒のはず・・・のクニークルスだよ。 
      《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ(*⌒〜⌒*)/》 
      『こんにちわ。呟き尾形です』 
      「今回から新しい哲学者についてだよね?」 
      『そうですね。 
       今回からクザーヌスについてお話したいと思います』 
      《クラムチャウダーの一種か?(つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) 》   
       クザーヌスだよめぐだん。 
 ニコラウス・クザーヌスは、ドイツの哲学者・数学者・枢機 
      卿だね。 
      『クザーヌスは、ドイツのモーゼル河畔の港町クースに裕福な 
      船主の子として生まれました。 
 ハイデルベルク大学で自由学科を学び、パドヴァ大学で教会 
      法の博士号を取得しました』 
      「なんか、エリートって感じだね」 
      『そうですね。 
       その後、クザーヌスは、ドイツに戻り、ケルン大学にて教会 
      法を講じつつ、ハイメリクス・デ・カンポのもと偽ディオニシ 
      ウス・アレオパギタ、アルベルトゥス・マグヌス、ライムンドゥ 
      ス・ルルスらの思想に触れました』 
      《ふに、偽物なのか?(||@Д@)》 
      『ディオニシオス文書といわれる一連の文書の著者とされてい 
      ますが、著作はもともと自らを使徒行伝に現れるアテネのアレ 
      オパゴスのディオニシオスと名乗っていました、中世以降その 
      成立年代が特定され、偽という名前をつけて呼ばれるようになっ 
      たそうです。 
       さて、クザーヌスは、1430年司祭に叙階され、バーゼル公会 
      議では指導的な立場で活躍、高名を得ました。 
       東西教会の和解のためにも奔走し、教皇使節としてコンスタ 
      ンティノープルを訪問します。 
       1448年に枢機卿、1450 年ブリクセン大司教。1464年トーディ   
      にて死去しました』   
      「クザーヌスは、どんな哲学だったの?」   
      『クザーヌスの哲学は知ある無知や反対の一致などという独創的   
      な思想を唱えました。   
       また、クザーヌスの生涯は教会政治家としての実践と、思想 
      家としての理論が融合した類い希なものでした』 
       それじゃ、アルデベルチ。  
       
       
        
       
       
       
        
        
       
                  
      ★★★              
          前へ      次へ        
      
      質問、感想などは
      、呟き尾形の哲学講座 掲示板に書き込みしください。   
     |