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呟き尾形の哲学講座
 182号  自然哲学  機械論的世界観

 

 

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登場人物紹介
『呟き尾形』:講師・・・のはず
クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
《めぐたん》:魔女ッ娘。生徒
【フォルス・テッセラ】:オチこぼれ占い師
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人


★★★★
『こんにちは。呟き尾形です』
「こんにちわ。呟き尾形の哲学講座の生徒のムーシコスです」
 こんにちわ。同じく、生徒のはず・・・のクニークルスだよ。
《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ(*⌒〜⌒*)/》
「今回はデカルトの哲学についてだよね」
『はい。
 デカルトの自然哲学、機械論的世界観についてお話ししたいと思います』
《ふに、自然はロボットではないのだΣ( ̄◇||||)エッ??》
 自然哲学と機械論だよ、めぐたん。
 自然哲学は、自然の事象や生起についてのことの学問についての哲学だけど最近は科学哲学っていわれているかな。
 機械論的世界観は、原因が結果を生み、その結果がまた原因となってさらなる結果を生み、と、世界は原因と結果の連鎖によって動いていると考える物の見方のことだね。
「世界は時計みたいに機械で動いているみたいってこかな」
『そうですね。
 デカルトは、物体の基本的な運動は、直線運動であること、動いている物体は、抵抗がない限り動き続けること、一定の運動量が宇宙全体で保存されることなど、法則によって粒子の運動が確定されると考えました』
 慣性の法則と運動量保存の法則だね。シニョール呟き尾形。
《歓声の法則?(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
 感動量温存の法則?(・∀・)つ
 歓声は感動につながるということだな(゜∞゜)y−゜゜》
 慣性の法則は、外から力が作用しなければ,物体は静止または等速度運動を続けるという法則だよ、めぐたん。
 運動量保存の法則は、外部からの力が加わらないかぎり、運動量の総和は不変であるという物理法則だね。
『さて、デカルトは、様々な法則は、神によって保持される法則があると考えたわけですね』
「う〜ん、神様と科学かぁ」
『現代日本の価値観としてはちょっと違和感があるでしょうが、ヨーロッパの哲学はキリスト教を前提としていますからね。
 とはいいつつも、偶然に法則ができたというよりも、万能なる神様が完全な法則を作ったという方がよほど説得力が得られます』
《確かにそうなのだd(゜ο゜)oナルホド》
『 デカルトの、様々な法則は、神によって保持される法則があるというは、精神に物体的な風や光を、宇宙に生命を見たルネサンス期の哲学者の感覚的・物活論的世界観とは全く違っており、力学的な法則の支配する客観的世界観を見出した点で重要です』
「今じゃ当たり前だけど、当時はそうじゃなかったんだね」
『そうですね。更にデカルトは、見出した物理法則を世界論において宇宙全体にも適用し、粒子の渦状の運動として宇宙の創生を説く渦動説を唱えました。
 ただし、デカルトは見出した法則を数学的に定式化せず、また実験的検証を欠いたことで法則の具体的な値にも間違いが多いものでした』
《間違っていたんじゃないか凸(▽皿▽#) 》
「でも、今から考えればあながち間違ったしてんじゃないよね」
『そうですね。
 科学史の上ではガリレイとニュートンの間で、独断論に陥った例として取り上げられることが多くありました。
 現代ではニュートンはデカルトの哲学の原理を熱心に読んでいたことが科学史家ヘリヴェルの研究によって明らかにされるなど、その位置付けが見直されています』
 証明は間違っていたけど、その視点自体は間違いじゃなかったってことかな。
 それじゃ、アルデベルチ。


 
★★★


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