こんにちわ。呟き尾形です。
“雨降って地固まった” トレンドマイクロが復活宣言
http://www.atmarkit.co.jp/news/200506/24/trend.html
・・・だそうです。
過ちを文る(あやまちをかざる)。ということわざがあります。
このことわざの意味は、過ちを認めず、失敗を改めようとせず、表面をよいように、弁解する様を指します。
まぁ、このことわざをいったん保留しておきましょう。
さて、対策は立てた、準備もした。実績はない。
さぁ、復活宣言。
なにか、おかしいとはおもいませんか?
たしかに、正直であることが信頼する根拠ではあります。
が、それは、大きな過失をしてからでは、説得力はありません。
残念ながら、大きな過失をしてしまった後の信頼回復は、その後の誠実さに+αの実績です。
さらに、謝罪とは、過失について、相手に迷惑をかけたことをすまなく思い、許しを求めることです。
たとえば、直接きて謝ってください。
と、申し出られれば、良識と常識を根拠に、謝りにくるはずです。
が、トレンドマイクロ社は、ユーザーには、直接出向くサービスを行っていないという嘘をついて、謝罪を拒否し、電話口で謝罪を口にするわけです。
さて、正直という言葉はみなさんは、ご存知でしょうか?
そう、うそやごまかしのないこと。うらおもてのないことです。
が、トレンドマイクロ社は、4月23日の事件の復旧作業の一環として、直接出向くサービスを行っているのにもかかわらず、直接出向くサービスを行っていないという嘘をつきました。
そして、すべての情報を開示するといっておきながら、別件の話になると、セキュリティーを理由に回答する義務はないと、手のひらを返したような態度をとります。
”正直”という言葉の意味を知っていれば、「正直に対応した」などとはいえないはずなのに、“雨降って地固まった”
トレンドマイクロが復活宣言
http://www.atmarkit.co.jp/news/200506/24/trend.html
では、
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チェン氏は最後に「困難がいろいろあったが何とか乗り切ることができた。現在はプロセス改善の技術革新に全社を挙げて取り組んでいる。“雨降って地固まる”のことわざの通り、乗り切った先にはよりセキュアな体制が築けたと思っている」と現状を説明。「当社は事件当時から常に正直にミスを告白し、情報を逐次開示してきた。セキュリティの世界に“NEVER”はあり得ないが、従来よりは強固な体制が築けたと思う。その自信の表れとして、7月11日からまたパターンファイルのデイリーアップデートを再開する」と語り、高らかに復活宣言した。
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と、トレンドマイクロ社は述べています。
まさに、「過ちを文った、復活宣言」 ですな。
続く・・・
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このコーナーは、実際に呟き尾形の体験をもとに、可能な限り事実を再現したものです。
とくに、トレンドマイクロ社の不誠実な態度と言動の不一致振りを記事にしました。
そのやり取りがどのようなものであったか、サイト上で公開する旨は、トレンドマイクロ社のサポート部門の責任者より、サイト上の公開は、私に一任するとの回答をいただきましたので、こちらに公開することにします。
また、6月8日現在、電話でお話をした内容は、サイト上で公開するといったらトレンドマイクロ社から「はい」との返事がありました。
この記事の更新情報は、トレンドマイクロ社のサポートセンター、営業所などのメールアドレス宛に定期的につたえてありますが、なんら返事はありません。
質問、感想などは、白い時計塔のある村の掲示板などに書き込みしください。
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