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占星学と小惑星

 ベスタ

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 こんにちわ。呟き尾形です。

  ベスタ

 ベスタは、1807年に確認された小惑星です。
 発見された順序でみると、4番目ですが、4つの小惑星の3番目に大きい天体です。
 ベスタの直径は、538キロで、だいたい、東京と岡山の間の距離に相当します。
 ベスタは、ローマ神話によると、かまどの女神で、家庭生活の中心を象徴します。
 ベスタには、他のローマ神話とは違って神像は存在せず、火そのものが崇拝の対象となります。
 ローマのベスタ神殿には、永遠の火としての聖火が祀られており、字清純な処女によって守られていたといわれています。
 占星学上のベスタは義務を表すとされています。
 これは、後述するジュノーの権利と対になる関係にあります。
 たとえば、妻が夫に対して、妻の権利を主張するためには、必ず妻としての義務を果たしているという条件が発生します。
 逆に夫が夫として義務を怠ったならば、妻にその権利を主張されるのは当然の事だといえるでしょう。
 このように、ベスタの示す義務は、必ず、権利を伴っているものなのです。
 こうした、夫と妻の関係になるということは、結婚していることが大前提であることは言うまでもないかと思います。
 一般に、結婚には、社会の一員として過程を作り、それを運営していく社会に対する義務的な要素が含まれています。
 ベスタは、本来の月の象徴、家庭の機能の一部と土星が持っている社会の一員としての義務の部分を表す星だとも考えられています。
 つまり、ベスタは、ハウスキーパーであり、稼ぎ手としての姿を象徴します。
 また、結婚、特に家庭を維持していくためのさまざまな義務や舵、そして、結婚という目的を達成するために、自分を犠牲にする要素もあると考えられています。

 また、ベスタの意味には、ローマ神話の示す処女性も含まれており、セックスによる犠牲や、性生活での制限、あるいは独身生活などを暗示するとも考えられています。

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