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占星学と小惑星

 パラス

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 パラス 占星学と小惑星

 パラスは、セレスが発見された翌年の1802年に確認された天体です。
 その大きさは、セレスの半分です。
 パラスは、パラスアテナという呼称があるように、アテナのことです。
 アテナは、大神ゼウスの頭から生まれたといわれ、学問、技能、知恵、戦争すべてに秀でた女神です。
 そのため、未婚で永遠の娘とも言われています。
 アテナが、ゼウスの頭から生まれたのは、理由があります。
 その理由とは、ゼウスとメティスの間の娘ですが、メティスの産む子供は、父を滅ぼすという予言をうけ、それを恐れたため、ゼウスがメティスを飲み込んでしまいましたが、その後、アテナは、ゼウスの頭から生まれたのです。

 一方、ギリシア神話によると、パラスは半漁人ツリトンの娘で、女神アテナの若い頃の友人だとされていますが、一説にはアテナの呼称の一つであることから、アテナ自身であるともいわれています。
 このパラスアテナという呼称は、アテナはあるとき、誤って友人パラスの命を奪ってしまったことによるもののようです。
 パラスを哀れに思ったアテナは、以後自分の楯ににパラス像を飾って戦いましたが、その像は、アテナの心を平穏に導いたとされています。
 この神話が象徴しているように、占星学上のパラスは、調和という役目が与えられています。

 かつて、調和と愛情といった事柄は、すべて金星と他の天体の相互関係で考えられていました。
 しかし、現在の占星学では、さらに、パラスのあり方も考え合わせ、パラスは恋人を象徴します。

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呟き尾形の占いの話
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