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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『今回も複雑系についてですかね』 <おうよ、客観的でないことが非科学的だっていったよな。 さらに、論理の中に、矛盾があった場合、主観的に容認して、都合のよいように解釈するってのも非科学的だだったよな。 まさに、占いがまんまあてはまるじゃねぇか!> 【といいますとぉ?】 <複雑系ってのは、ブラックボックスになっている部分で、因果関係が必要なわけだ。 だが、占いにはそれがねぇ> 【と、いいますとぉ?】 <だからよ、ねぇんだよ。客観的なものがよ> 【ですから、どこがどのように、占いに客観的なものがないと指摘しているのですかぁ?】 <そ、それはだな・・・> 【アルクィンの批判自体が、客観性が無いということになってしまいますよぉ〜】 <んなこたねぇ> 【まぁいいでしょうかねぇ。 さて、風が吹けば桶屋が儲かる。ということわざをご存知でしょうか?】 <ああ、風が吹けば桶屋が儲かるってのは、あることが原因で、その影響がめぐりめぐって意外なところに及ぶことのたとえだな> 【ええ、風が吹けば砂埃のために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増えるわけですねぇ。そして、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえ る鼠の数が増えるんですねぇ。 鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かることからこんなことわざが生まれたんでしょうねぇ。 桶屋が儲かる因果関係をいった昔話から出たことばですよぉ。 このように、一見、直接的な因果関係が無いように思えても、思わぬところで影響し合って結果が出ると言うことですねぇ】 <まあ、それぞれの話の筋は通っているけどよ、一つひとつの話が必然性に欠けてるんじゃねぇか、風が吹けば砂埃のために目を病む人が多くなるなんて、のっけからあまり現実的とはいえないだろうよ> 【たしかに、意味は思わぬとこに影響が出るということを意味しますから、直接的な因果関係があるという印象はありませんが、因果関係を感じないというのは、主観にすぎませんよぉ ですからぁ、私たちの認識のレベルでは認識できないからといって、無関係とする考えは妥当とはいけないということですねぇ】 <いやいや、だからよ、風が吹けば桶屋が儲かるってことわざがあるとして、仮にそれが正しいとするだろ、だが、風が吹けば桶屋が儲かるってことわざは、フォルス、おめえがきちんと 因果関係を説明してるじゃねぇか。だが、複雑系ってやつはそのつながりをブラックボックスにしているわけだから、風が吹けば桶屋が儲かるというたとえはしっくりこねぇだろってことさ> 【なるほど〜。風が吹けば桶屋が儲かるは因果関係は説明できているけれども、複雑系はあくまでブラックボックスだから、例えにはならないとおっしゃりたい訳ですねぇ。 でも、あくまで、風が吹けば桶屋が儲かるというたとえは、アルクィンが占いにおいて、直接的な因果関係がとても信じられない。と言う主観のみの疑問に対してのたとえですからねぇ。 論点がずれた指摘ですねぇ】 <ああ、論点とか小難しい言葉でごまかそうとしてやがるな> 【う〜ん、なかなか伝わりませんかねぇ。 風が吹けば桶屋が儲かるという諺と複雑系が同じということではなく、複雑系は、風が吹けば桶屋が儲かるといったように、常識レベルでは直接因果関係が認識できないようなレベルで関係しあっているというたとえだということなんですけどねぇ】 <う・・・> 『続きは次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。