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小説を書こう!
第44回
 修辞術 擬人法 擬物法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、擬人法、擬物法についてだったね」
『はい。まず、擬人法についてです。
 擬人法とは、人間で無い物事を、あたかも人間のように表現する方法
が擬人法です』
《ものごとっていうと?ヽ(。゚`Д´゚。)ノわかんなのだ》
 たとえば、”歳月人を待たず”とか、”満月の冷笑”とか、”カラスの行水”とかかな。
「なるほど、時を人、月を人、カラスも人に置き換えているってことか」
『そうですね。どれも擬人法以外の表現方法ができますが、それでは、味気ない
文章になってしまい、読者が物語りに引き込まれにくくなってしまいます』
「どういうこと?」
『擬人法は、文学的な美しさと同時に、物事を人に置き換えることで、文章からそ
の様子を連想しやすくできる。つまり、伝わりやすい文章になりえるということです。
 という効果が期待できるということです』
「じゃぁ、擬人法を使うときに注意するのはなに?」
『擬人法は、事物を人にたとえるわけですから、連想させやすい反面、あまりとっ
ぴななぞらえ方は逆効果になります』
《ん? つまり、たとえ話は、わかりやすい文章にするということなのか?》
『はい。そのとおりです。
 個性的な表現であっても、読者に伝わらなければ意味がありませんし、むしろ、
レトリックとしては有害ということになります』
「じゃぁ、擬物法は?」
『擬人法とほぼ同じですが、擬人法が、生命のないものを生命があるかのようにた
とえるのに対して、擬物法は、生命のあるものを生命がないものにたとえる場合に
用いられます』
 そういえば、擬物法はあんまりみかけないね。
『いえ、そうでもありません。
 あまりにも一般化しているために、擬物法を擬物法と認識していないだけだとも
いえます。
 たとえば、生き字引という慣用句がありますが、過去の出来事や分厚い規則の
載った本を記憶しているような博識の人をさします』
「あ、そうなると、けっこう擬物法は使われているような気がする。
 ●●チームの2枚看板とか鉄壁の守りとか」
『それだけ、擬人法、擬物法は、私達の生活に根付いている。
 ということがいえます。
 つまり、相手にたとえ話によって、伝えやすいレトリックであるということになりま
す。擬人法、擬物法を使いこなせれば、文章による表現力はかなりレベルアッ
プしている。といえるでしょう』
 なるほどねぇ。
 さて、とりあえず、紹介する修辞法は、
 ・空想法、現在法
 ・疑問法、倒置法
 ・省略法、断除法
 ・誇張法、矛盾語法
 ・緩叙法、えん曲法
 ・形容語句法、美称法
 ・警句法、音韻法
 と、あります。
 それじゃぁ、アルデベルチ




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