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小説を書こう!
第75回
 発想技法(ブレーンストーミング)

 

 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回は、何についてなの?」
『今回から、発想技法についてお話したいと思います。
 発想技法は、それこそ、無数にある中で、基本になるものを
上げていきます。
 基本は大きくわけて、3つあります
 ・ブレインストーミングストーミング
 ・チェックリストリスト
 ・カードライティング
 の3つです』
《3つもあるのか〜(>O<)》
『とりあえず、今回は、ブレーンストーミングについてお話し
たいと思います』
《ふに、ぶれーんすとーみんぐというと、なにか、あんみつ屋
のすい〜つなのか?└( ̄∇ ̄)┘》
 いや、ちがうよめぐたん。
 ブレーンストーミングとは、自由討論方式で多くの意見を出
しあい,独創的なアイディアを引き出す集団思考法。
 あるテーマについて、一つの場で、数人が意見を自由に出し
合い、アイディアを大量生産する方法論なんだよ、めぐたん。
「なんか、むずかしそうだね」
『いいえ、そうではありません。
 ブレーンストーミングは、互いの“ものの見方”の異質さ
を活かす仕掛けです。
 逆に言えば,自分の欠点,不足を,他人の長所や利点を借
りて補うということであるともいえます。
 そのルールも単純で、3つです。
 ・どんな意見でもよく自由奔放な発言でよい
 ・人の発言を批判しない
 ・他人の受け売りでも許す。
 というものです』
《なんか、めぐたんでもできそーなのだ(⌒o⌒) 》
「それだけでなにかいいアイディアとかでるの?」
『そうですね。
 特に、複数の人で発想するときには、とても便利です』
「でも、小説って、普通、一人で書くんじゃない?」
『ま、まぁ、それもそうですが、ブレーンストーミングという
発想技法を知っておくと、何かと便利ですし、一人でアイディ
アを出す応用にもつかえますので・・・』
「ふ〜ん」
『さて、話を進めます。
 ブレーンストーミングは上述したとおりのルールで次々とア
イディアを上げていきます。
 そのアイディアの記録をとり、アイディアが出尽くしたかな
というところで、記録されたアイディアを分類します』
「でも、アイディアが沢山で過ぎたり、記録されたことが分類
しきれないこともあるんじゃない?」
 そこで、意見の記録はすべてというより、要約するのがコツ
なのさ、ムーシコス君。
『そうですね。
 実際の方法としては、さまざまですが、カードを用いてブレ
インストーミングを行う,CBS(カードブレインストーミン
グ)
 同じテーマを,個人毎に決められた時間内に,3つとか4つ
ずつ書き出していくブレインライティング。
 テーマに対する先入観を外すために,本当のテーマ(缶の開
け方)を教えずに(例えば,単に「開ける」という課題で)ブ
レインストーミングをすすめていくゴードン法等があります』
「ところで、どうして、批判がだめなの?」
『批判というものは、大抵、既存の価値や先入観による評価です。
 さらに、権威ある人が何かが可能と言うとき、それはほとん
ど権威ある人の言うとおり、可能であることが殆どなのですが、
何かが不可能と言う場合は、そうでもありません。
 実際、不可能であるかどうかについてはやってみなければわ
からないからです。
 そして、アイディアを出す段階では、一見不可能だとしても、
アイディアを出さないことは損害です。
 つまり、アイディアについては、批判すること事態がデメ
リットだといえるでしょう。
 どうしても、ダメだといいたい場合は、ダメという代わりに、
ダメでないアイディアをぶつけていくことが、ブレーンストー
ミングだといえます』
《ふに、自由奔放な発言なのはなんかいいのだ(^∇^)》
『そうですね。
 とにかく、アイディアというものは、突拍子もないもの、奇
抜なもの、風変わりなもの、時には、乱暴なものほど既成概念
を打ち壊す、良いアイディアが浮かぶものです。
 だからこそ、自由奔放な雰囲気が各自の自制の構えが消え
るものです』
 自由な雰囲気を保証するってことだね、シニョール呟き
尾形。
「たくさん出すぎでまとめられないんじゃない?」
『ブレーンストーミングは、質よりも量が重要です
 新しい何かを創り出そうとしてい留段階で、何が質が高く
て,何が質が低いかがわかっているはずもありません。
 仮に、アイディアの質の評価があるとすれば、既存の価
値観という基準があってこそです』
「あ、そっか、既存の価値観をなくしてアイディアを出す
んだったよね」
『そのとおりです。 ブレーンストーミングにおいて必要
なのは、先入観や知識にとらわれることなく、自由に発想
することが重要です。
 アイディアの量は、多ければ多いほどいいというのが、
ブレーンストーミングにおいて重要なことです』
《ということは、沢山言えばいいのだ(@^▽^@)》
『はい、発言回数も多いほどいいことだといえるでしょう』
《ルールにある、他人の発言への相乗りOKはいいの
だ(*^m^*) 》
『そうですね。
 良いアイディア、斬新なアイディアというのは、一般的
な概念から見れば、異質な角度からの他人の発想に刺激さ
れ、そういう見方があるのか、それを、こういうふうにす
れば、もっとよくなるのではないか、と“相手の発想を借
りながら、あるいはそれの一部と組み合わせながら、より
いいアイデアにつなげようとすることが大事です。
 また、自己激励と相互激励の雰囲気が大切です』
 メンバーは違いに影響しあい、刺激しあうということが、
ブレーンストーミングの効果みたいだね、シニョール呟き
尾形。
『そうですね。
 アイデアは、心の中にあるだけでは効果がありません。
 表現されてはじめて、誤りも正せるし。新しい意味や可能
性がつけ加えられるものです』
 それじゃぁ、アルデベルチ




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