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小説を書こう!
第82回
 発想技法 カードライティング 2

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回は、カードライティングの続きだね。
 たしか、カードライティングは下記の8点がポイントがあって、
 具体的であること
 イメージしやすい喩えや例を使うこと
 数値よりも、対象物と比較するように表現すること
 客観的な描写すること
 視点を明確にすること
 その場、そのときのニュアンスを残すこと
 個別性の違いを表現する
 関係の連鎖をはっきりさせること
 の8つで前回は、具体的であることについてだったから・・・」
《わかったのだ、イメージしやすい喩えや例を使うことなのだ》
 順番どおりならそのとおりだね、めぐたん。
 だけど、そうなの?
 シニョール呟き尾形。
『はい。そのとおりです。
 今回は、イメージしやすい喩えや例を使うことについてお話
したいと思います』
「どういうこと?」
『円に直径が描かれている。
 円を直径で半分にしていると表現されても、どこかイメージ
しにくいところがあります』
《たしかにそーなのだ》
『そこで、マイナスねじの頭のように、とか、停車禁止標識のように、
と、イメージしやすい表現をすると、具体的なイメージが共有しやす
くなります』
「できるだけ例や喩えを取り入れることってことだね」
『そうですね。
 大事な事は、イメージを共有することです。
 前回具体的な言葉を使うのも、抽象的だとその抽象的なこと自体は
共有できても、いざやってみると案外、イメージがバラバラなことが
あります。
 さらに、たとえを使うことで、たとえそのものが個別性を強調する
ことにもつながります』
「じゃぁ、数値よりも、対象物と比較するように表現することというのは?」
『たとえば、高いということを表現するのは、実際の数字よりも、
基準となるものと比較するとわかりやすくなります』
《ふに、どういうことなのだ?》
『たとえば、富士山より高い。
 などというのは、解りやすいかもしれません。
 テレビなどでは、東京ドームが何個分の広さかというたとえがおおい
ことからも解るかと思います』
《たしかに、広さは東京ドーム何個分っていわれるのだ》
「具体的な数字でいわれるより、イメージしやすいものね」
『はい、ですから、物事を表現するときは、数値よりも、対象物と
比較するように表現するということは大事だといえるでしょう』
 それじゃぁ、アルデベルチ


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