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小説を書こう!
第84回
 発想技法 カードライティング 4

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回は、カードライティングの続きだね」
『今回は、その場、そのときのニュアンスを残すことについてです』
《にゅあんす?(◎_◎;)》
 主に表現や感情、色彩とかの微妙な意味合いや色合い
や、わずかな差異のことだよ。
 めぐたん。
「なんで、ニュアンスを残す必要があるの?」
『カードライティングをしていくと、消えてしまうのがアクセン
トやニュアンスです。
 このニュアンスが消えてしまうと、その場の臨場感や現実味も
消えてしまい、カードに書かれた意味が一般化され、具体性も
一緒に失われてしまいます』
「そういえば、具体性は必要だったよね」
『カードライティングは、アイディア発想の技術ですが、同時に、
記録することで、その時の発想を思い出し、さらに発展させる
効果も期待できます。
 その期待できる効果を促すために、その場、そのときのニュア
ンスを残すというのは、重要です』
「なるほどねぇ〜」
『次に、個別性の違いを表現するというのは、重要です』
《ふに、なんでなのだ?(・_・?) 》
『同じ言葉、同じ描写であっても、文脈や前提条件を変えると、
一つずつが別の意味合いを帯びてくるものです』
「それはどうして?」
『どんな言葉にも一人ひとり別々の意味や彩りをもっていて、
一つ一つ、別のエピソードをもっているからです。
 そうした違いが、個別性です。
 その違いが表現できるにこしたことはないわけです』
「とにかく、簡単にまとめるよりも、逆に細かく分類できる
方がいいってことだね」
『そうですね。
 さて、次は、関係の連鎖をはっきりさせることも重要です』
《ふに、なにとなにのカンケーなのだ?( ̄_ ̄?)》
『たとえば、部分と全体、要素と組成、階層の上下、順位、
因果関係といった関係です』
「ものごとの主従を明確にするってことかな?」
『まぁ、そんなところです。
 そうした関連付けによって、一つずつの位置づけ、構造内
の関係が変化していくものです。
 単独で見るより、関係づけの中で見る方が、具体的に把握
しやすくなります』
 それじゃぁ、アルデベルチ


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